科目名 | 経済政策 |
担当者 | 米田 泰隆 |
開講期 | 2024年度春学期 |
科目区分 | 週間授業 |
履修開始年次 | 3年 |
単位数 | 2単位 |
授業の方法 | 講義 |
授業題目 | 政府が行う財政・金融政策の理解 |
授業の達成目標 | 講義の達成目標は、3点あります。まず、学術的な経済理論と現実の企業活動の相互関係を理解し説明できるようになることです。次に、跡見学園女子大学のディプロマポリシーに掲げる「広い視野をもって専門知識を体系的に理解する力」に関し、基礎的な経済学をひととおり学び、経済の仕組みを理解し説明できるようになることです。最後に、跡見学園女子大学マネジメント学部のディプロマポリシーに掲げる「現代社会の諸問題から解決すべき課題を自ら発見し、その解決策を提案できる能力の修得を目指す」に関し、経済について独自の考察をふまえて論述できるようになることです。 |
今年度の授業内容 | 経済政策は、経済運営に関わる政策のことで、関連する分野は多岐にわたります。まず、景気の安定化政策として、公共投資や減税をつかった財政政策があります。日本銀行が中心となる、金融政策も重要です。そのほか、農業6次産業政策等の経済成長政策なども広い意味では経済政策となります。現実をより良くしていくためにはどの政策を採るのが最善かを考えるうえで必要な知識や思考力を、経済学を全く学んでいない方でも理解しやすいようゼロから学びます。 |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 内容は、次の「自習に関する一般的な指示事項」をご参照ください。時間は、文科省の省令で定められている大学設置基準により、予習・復習に各90分以上が必要となります。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | ニュース等で気になる記事、心に残った記事の切り抜きを集める等情報収集してください。また、講義のレジュメを読み返す等の予習復習をお願いします。 |
第1回 | #1 イントロダクション |
第2回 | #2 政府の経済活動 |
第3回 | #3 日本の財政 |
第4回 | #4 公共財の理論(サムエルソン、リンダール) |
第5回 | #5 政府支出(社会保障4経費、生活保護、労災) |
第6回 | #6 政府支出(公共投資、農業財政) |
第7回 | #7 民営化の経済分析 |
第8回 | #8 労働所得税 |
第9回 | #9 資本所得税 |
第10回 | #10 消費税 |
第11回 | #11 税制改革 |
第12回 | #12 公債の負担および公債発行と財政運営 |
第13回 | #13 財政政策の信頼性および地方財政 |
第14回 | #14 株価と為替と金融政策 |
授業の運営方法 | 講義形式は、学生様の個別のご事情にはできる限り沿わせていただきます。新型コロナウィルス感染状況により遠隔授業に切り替わった際に教育の質に断層が生じないよう、YouTube限定公開での講義動画もご用意します(対面履修の予習・復習にもお役立て可能です)。 |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 課題は、趣旨や考え方等の講評動画を作成します。その中で、優秀答案は匿名で紹介させていただきます。また、希望者には課題にコメントを付し、個別に返却いたします。 |