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科目名ミクロ経済学
担当者宮本 弘之
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目ミクロ経済学の基礎知識
授業の達成目標消費者や企業の行動原理、市場メカニズムの特徴と問題点を習得し、それに基づきグラフ等を用いて経済的な問いに答える力を習得することを到達目標とします。
今年度の授業内容本講義では、ミクロ経済学の基礎(消費者の行動原理、企業の行動原理、市場メカニズムに関する均衡分析、ゲーム理論、行動経済学など)を学びます。下記テキストに基づき、「無差別曲線と予算制約」、「需要曲線」、「供給曲線」、「市場均衡と余剰」、「市場の失敗」、「不確実性とリスク」、「ミクロ経済学の応用」という7つのテーマに関する基礎を学びます。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について予習として、テキストの該当頁及び事前に配布される講義レジメを読み、理解できないところや難しいところを明らかにしておく(1時間程度)。復習として、講義の際に提示された課題に取り組む(1時間程度)。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項下記テキストに沿って講義を進めますので、該当箇所の予習・復習を行ってください。
 第1回ガイダンス、消費の好み
 第2回消費の予算制約
 第3回消費の最適化
 第4回需要曲線(1)消費者余剰
 第5回需要曲線(2)価格設定と弾力性
 第6回供給曲線(1)企業の費用構造
 第7回供給曲線(2)利潤最大化
 第8回市場均衡
 第9回課税と外部性
 第10回独占と寡占
 第11回リスクに対する好み
 第12回保険とリスクプレミアム
 第13回公共財
 第14回格差と貧困対策
 第15回行動経済学
授業の運営方法講義形式を主とし、習熟度を確認するために毎回の授業後に課題提出を行います。
遠隔授業と併用の場合は、授業日までに授業レジメと講義動画を配信します。課題提出は、授業の3日後までの提出を基本とします。

課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法選択形式や数値を解答する課題については、課題提出後に解答を配布(掲示)します。次回の授業の冒頭で正答率の低い設問について解説を行います。記述式の課題については、次回の授業で解答例を題材に解説を行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 30% 提出課題(毎回の授業)
授業参加 10% 授業内容に対する質問・意見を評価します。
その他 60% 授業の中で30分程度の確認テストを3回実施します。
テキスト 『ミクロ経済学の入門の入門』坂井豊貴(著)岩波新書 2017年
参考文献 『マンキュー経済学Ⅰ ミクロ編(第4版)』N・グレゴリー・マンキュー(著)東洋経済新報社 2019年
『行動経済学入門』筒井義郎・佐々木俊一郎・山根承子・グレッグ・マルデワ(著)東洋経済新報社 2017年
『ゲーム理論』渡辺隆裕(著)日本経済新聞出版社 2019年
『ミクロ経済学の力』神取道宏(著)日本評論者 2014年
関連ページ なし
その他、履修生への注意事項 遠隔授業と併用の場合は、授業日までに授業レジメと講義動画を配信します。課題提出は、授業の3日後までの提出を基本とします。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】
実務経験の概要 経営コンサルティング
実務経験と授業科目との関連性 経営コンサルティングにおいて頻繁に使われる経済や経営分析の手法について、理論に基づく実践例や手法の適用について実務経験を元に説明する。