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科目名マクロ経済学
担当者山澤 成康
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目ケインズ経済学の理解
授業の達成目標この講義では簡単な数学を用いて、マクロ経済学ついて講義をします。ケインズ経済学に関する基本的な計算問題ができるようになるのが目標です。
今年度の授業内容基本的な数学や経済学の知識を確認し、その後はマクロ経済学の重要なテーマである、景気循環、国民経済計算、IS-LM分析などについて講義をします。練習問題には、公務員試験などの問題も使います。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前に教科書の関連部分を読み、内容を理解しておく。毎回行う小テストでできなかった部分は復習して理解を深めること。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項参考文献の「DVDプライマリー経済学入門」を図書館で見ると、理解が深まります。
 第1回全体の概要、数学の復習
 第2回GDP
 第3回名目と実質
 第4回貨幣市場
 第5回消費関数
 第6回投資関数
 第7回ニュース解説と中間テスト
 第8回均衡国民所得
 第9回IS曲線
 第10回LM曲線
 第11回IS-LM曲線
 第12回IS-LM分析の計算問題
 第13回総供給曲線
 第14回総需要曲線
 第15回まとめと期末テスト
授業の運営方法講義形式です。遠隔授業の実施に関しては、双方向のリアルタイム授業になります。具体的内容は、「その他、履修生への注意事項」を参照してください。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法毎回行う小テストに質問欄を設け、次回以降の授業で回答します。中間テスト、期末テストに関しては試験後に講評を配布します。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 0% 実施しない
授業参加 0% 実施しない
その他 100% 毎回小テストを行います。中間、期末にはテストを行います。
テキスト グレゴリー・マンキュー『マンキューマクロ経済学Ⅰ入門編』東洋経済新報社
参考文献 梅田雅信・山澤成康監修『DVDプライマリー経済学入門』サンエデュケーショナル、
資格試験研究会編『公務員試験スーパー過去問ゼミマクロ経済学』実務教育出版
関連ページ 山澤研究室 http://www2.mmc.atomi.ac.jp/web13/index.shtml
その他、履修生への注意事項 私語は厳禁です。遠隔授業については、Microsoft Teamsを使用しリアルタイムで行います。初回授業の前に履修生宛てにTeamsのコードを伝えるので、遠隔授業の日はTeamsにアクセスしコード入力してチームに参加してください。出席はTeamsの課題を提出することで把握します。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】
実務経験の概要 2016年4月-18年3月 内閣府経済社会総合研究所上席主任研究官
2016年4月-18年3月 総務省統計委員会担当室長
1997年3月-2002年3月 日本経済研究センター研究員
1990年3月-97年2月 日本経済新聞社データバンク局(現電子メディア局)経済情報部
1989年3月-90年2月 編集局速報部(経済官庁担当記者)
1988年3月-89年2月 編集局経済部(大蔵省担当記者)
1987年4月-88年2月 データバンク局経済情報部
実務経験と授業科目との関連性 マクロ経済学は、国全体の経済活動を分析するものである。日本経済新聞社や日本経済研究センター在籍中は、マクロ経済学の重要な統計であるGDP(国内総生産)の予測に携わった。総務省統計委員会担当室長在任中は、政府が作成するマクロ経済学で頻繁に使われるGDP、失業率、物価統計などの統計の改善に取り組んだ。
 これらの知識を講義の内容に含めるとともに、ニュース動画などを利用して、現実とマクロ経済学の関係を説明する。