科目名 | 証券論 | |
担当者 | 松澤 孝紀 | |
開講期 | 2023年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 金融資産の一形態である有価証券とその市場の特性について理解する。 | |
授業の達成目標 | 「貯蓄から投資へ」という現在の状況に合わせて、資金の流れが「銀行」経由から「市場」経由へと移行しつつある。この資金の流れの変化は、資金の調達者(主に企業や政府)や資金の提供者(主に個人)にとっても重要であり、その手段である有価証券への理解が不可欠となっている。有価証券とその市場の特性について説明できるようになることを目的としている。 | |
今年度の授業内容 | 現在の企業は、ほとんどが株式会社という形態を取っており、株式会社の資金調達手段として銀行からの借入れ以外に株式あるいは債券(有価証券)が用いられている。日本の金融市場の現状を確認し、有価証券の特徴と、有価証券を取引している市場の機能や制度、参加者についてその背景や現状を学ぶ。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | シラバスに従い、予習部分に目を通しておくこと。 また、毎回課題が課されるので(復習)、期限内に提出すること。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 経済・社会情勢は日々刻々と変化しているため、新聞、雑誌などで常に新しい情報を入手するという姿勢を身に着ける。 | |
第1回 | ガイダンス 日本の金融資産の現状 予習:これまで受講した金融に関連する講義を復習する 復習:課題を確認し、取り組む |
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第2回 | 金融市場、金融機関、金融商品 予習:これまで受講した金融に関連する講義を復習する 復習:課題を確認し、取り組む |
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第3回 | 有価証券の特徴 予習:テキスト第2章 復習:課題を確認し、取り組む |
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第4回 | 株式会社 予習:テキスト第1章 復習:課題を確認し、取り組む |
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第5回 | 証券流通市場 予習:テキスト第5章 復習:課題を確認し、取り組む |
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第6回 | 証券価格の形成 予習:テキスト第3章 復習:課題を確認し、取り組む |
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第7回 | 証券発行市場 予習:テキスト第4章 復習:課題を確認し、取り組む |
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第8回 | 証券業と証券会社 予習:テキスト第6章 復習:課題を確認し、取り組む |
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第9回 | 金融資産の累積と投資家 予習:テキスト第7章 復習:課題を確認し、取り組む |
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第10回 | 証券行政と証券政策 予習:テキスト第10章 復習:課題を確認し、取り組む |
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第11回 | 金融自由化と投資家の保護 予習:これまで受講した金融に関連する講義を復習する 復習:課題を確認し、取り組む |
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第12回 | 時事問題 予習:新聞などのメディアから金融に関する出来事を確認する 復習:課題を確認し、取り組む |
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第13回 | まとめ 予習:今まで範囲を復習する 復習:課題を確認し、取り組む |
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授業の運営方法 | 講義形式で行う。理解度把握のため適宜小テストやレポートを実施する。 コロナにより遠隔授業となった場合は、基本的にTeamsによるオンライン講義(ライブ)となる。なおTeamsによるオンライン講義は録画がされているので、復習等に利用ください。また講義資料は事前にポータルに掲載する。 具体的な内容は「その他、履修生への注意事項」を参照ください。 |
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課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 基本的に次の講義資料において解説・解答を記載する。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 60% | 特典による絶対評価 |
小論文・レポート | 25% | レポートは1〜2回 |
授業参加 | 15% | 講義ごとの練習問題の提出 |
その他 | 0% |
テキスト | 証券市場論 二上季代司・代田純 有斐閣 2011年4月 ¥2400+税 ISBN:978-4641183933 |
参考文献 | 金融の基本 安達智彦+武蔵大学金融学科 日本実業出版社 2009年2月 ¥1500+税 ISBN:987-4-534-04498-3 |
関連ページ | 日本証券業協会 https://www.jsda.or.jp/manabu/index.html/ 日本証券取引所 https://www.jpx.co.jp/ 金融庁 https://www.fsa.go.jp/ 総務省統計局 https://www.stat.go.jp/ 政府統計の総合窓口 https://www.e-stat.go.jp/ |
その他、履修生への注意事項 | コロナ対応に伴う注意点(状況により異なる可能性がある。大学指定の講義方法は隔週対面講義と遠隔講義の交互。ただ、全面遠隔講義の場合もある。) 遠隔講義受講時の注意点 皆さんは基本的に「時間割通り」時間になったら学習していただくことになります(Teamsによるライブ配信となります。しかしながらカメラの故障、システムダウン等不測の事態が生じたときはビデオオンディマンドで遅れての配信となります)。 基本的に大学の指定に基づき、跡見ポータル、MicrosoftTeamsを利用して配布された資料を用い受講、毎回提出物を作成、提出頂きます。 対面講義受講時の注意点 講義中の私語は慎んでください(ライブ配信であるため遠隔講義受講生へ音声が届きます)。 計算問題を解くことがあるため、√(平方根)付きの電卓をご用意ください。 提出物の注意点 提出物の回収は跡見ポータルを利用します(対面講義受講、遠隔講義受講とも)。 提出には期限を設けます。 提出物には1行目に必ず学籍番号と氏名、講義日(講義回数)を明記してください。 数式などがある回答は、ワードの「数式エディタ」機能を利用したり、メモ用紙にボールペンなどで明瞭に記載し、写真:スクリーン・ショットあるいはプリンタのスキャン機能を利用しスキャンの後、ワード等に張り付けてください(写真は内容がきちんと確認できる水準で願います)。 遠隔講義の場合、講義日の提出物は講義日の出席に置き換えます(下記★線の下をよく確認してください)。 提出期限を過ぎた提出物は、跡見ポータル各講義のQ&Aに添付して提出することを認めます。その場合は「何回目の提出物」なのかをきちんと明記してください(ただし成績評価の公平性を維持するため、減点にて評価します。また解説済みのものは評価対象外となります)。なお欠席扱いとなります。 教員への連絡など 受講生が多いため(4大学で講義を担当しております)、メールを用いた質問には以下のルールを設けます。 跡見学園女子大学所定のメールアカウントをご利用ください。 メールの件名には「各科目の名称と学籍番号氏名」を記入してください。 メールにはすぐに返信があるとは限らないことをご考慮ください。 メール内容は簡潔に願います(内容が記載されていないメールは無条件で破棄しますー添付ファイル等の確認も致しません)。 メールアドレスは以下のものとなります。 matsuzawa.takatoshi@kaishi-pu.ac.jp ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 最大限に注意していただくことは、「提出するという行為を評価」するわけではありません。「提出物の内容を評価」いたします。この方針につきましては「変更の余地」はありません。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 |