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科目名グローバル化と金融
担当者松澤 孝紀
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目国際金融の仕組み
授業の達成目標国際化の進展により、世界各国の経済は相互に関連を深め、それに伴い資金移動が活発になっている。この科目では、国際的な資金の動きを概観し、外国為替レートがどのように決まるのか、他国の政策がどうして自国に影響するのかを説明できることを達成目標とする。
今年度の授業内容基本的な金融の仕組みや役割、メカニズム、価格決定について学びながら国際金融を学ぶ。
国際化の進展により、自国の経済(金融)のみを考えて行動を決定することはできない。為替相場の決定や為替相場が国内の政策に及ぼす影響、国際的な金融システムはどういったものとなっているかなど、を含めて学習する。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前にポータルにあげる各回の講義資料、教科書の該当箇所を確認し、疑問に思うことをあらかじめ整理されたい。講義終了後は、配布プリントや講義ノートを見直し、理解を深めること。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項経済・社会情勢は日々刻々と変化しているため、新聞、雑誌などで常に新しい情報を入手するという姿勢を身につけるように心がけること。
入手した情報を(他の講義も含めて)講義で学んだことをもとに、自分なりに考える習慣を身に付けるように心がけること。
 第1回ガイダンス 金融とは何か
予習:経済学、金融論(金融入門、証券論など)を履修していればおさらいする
   テキストはしがき、序論
復習:テキスト該当箇所、配布物をおさらいする
 第2回決済システムとお金の動き
予習:テキストUnit1
復習:テキストUnit1確認問題を解いてみる
 第3回国際金融取引
予習:テキストUnit2-3
復習:テキストUnit2-3確認問題を解いてみる
 第4回為替と外国為替
予習:テキストUnit4-5
復習:テキストUnit4-5確認問題を解いてみる
 第5回通貨と通貨制度
予習:テキストUnit6-7
復習:テキストUnit6-7確認問題を解いてみる
 第6回金利、外国為替(交換比率)
予習:テキストUnit8-10
復習:テキストUnit8-10確認問題を解いてみる
 第7回為替レートの決定
予習:テキストUnit11
復習:テキストUnit11確認問題を解いてみる
 第8回為替レートの決定(リスク)
予習:テキストUnit12
復習:テキストUnit12確認問題を解いてみる
 第9回為替介入
予習:テキストUnit13-14
復習:テキストUnit13-14確認問題を解いてみる
 第10回経済政策の影響
予習:テキストUnit14-15
復習:テキストUnit14-15確認問題を解いてみる
 第11回通貨危機1
予習:テキストUnit16-19
復習:テキストUnit16-19確認問題を解いてみる
 第12回通貨危機2
予習:テキストUnit20-22、24
復習:テキストUnit20-22、24確認問題を解いてみる
 第13回まとめと試験前復習
予習:テキストUnit25
復習:テキストUnit25確認問題を解いてみる
   試験に向けて復習を行う
授業の運営方法テキストと配布資料に基づいて講義を行う。
毎回行う理解度チェックに合わせて、進捗がシラバス予定と前後する可能性がある。

コロナにより遠隔授業となった場合は、基本的にTeamsによるオンライン講義(ライブ)となる。なおTeamsによるオンライン講義は録画がされているので、復習等に利用ください。また講義資料は事前にポータルに掲載する。
具体的な内容は「その他、履修生への注意事項」を参照ください。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法基本的に次回の配布資料に解説・解答を記載する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 60% 素点による絶対評価
小論文・レポート 25% 記載内容の整合性等を確認
授業参加 15% 理解度チェック
その他 0%
テキスト 橋本優子・小川英治・熊本方雄著『国際金融をつかむ【新版】』有斐閣 2019、2640円(税込)
参考文献 飯島寛之・五百旗頭真吾・佐藤秀樹・菅原歩著『身近に感じる国際金融』有斐閣ストゥデア 2017、1980円(税込)
必要に応じて別途提示する。
関連ページ 「知るぽると」 金融広報中央委員会
https://www.shiruporuto.jp/
「ぎんこう寺子屋」 全国銀行協会
https://www.zenginkyo.or.jp/education/
日本証券業協会
https://www.jsda.or.jp/manabu/index.html
日本銀行
https://www.boj.or.jp
その他、履修生への注意事項 コロナ対応に伴う注意点(状況により異なる可能性がある。大学指定の講義方法は隔週対面講義と遠隔講義の交互。ただ、全面遠隔講義の場合もある。)

遠隔講義受講時の注意点
皆さんは基本的に「時間割通り」時間になったら学習していただくことになります(Teamsによるライブ配信となります。しかしながらカメラの故障、システムダウン等不測の事態が生じたときはビデオオンディマンドで遅れての配信となります)。
基本的に大学の指定に基づき、跡見ポータル、MicrosoftTeamsを利用して配布された資料を用い受講、毎回提出物を作成、提出頂きます。

対面講義受講時の注意点
講義中の私語は慎んでください(ライブ配信であるため遠隔講義受講生へ音声が届きます)。
計算問題を解くことがあるため、√(平方根)付きの電卓をご用意ください。 

提出物の注意点
提出物の回収は跡見ポータルを利用します(対面講義受講、遠隔講義受講とも)。
提出には期限を設けます。
提出物には1行目に必ず学籍番号と氏名、講義日(講義回数)を明記してください。
数式などがある回答は、ワードの「数式エディタ」機能を利用したり、メモ用紙にボールペンなどで明瞭に記載し、写真:スクリーン・ショットあるいはプリンタのスキャン機能を利用しスキャンの後、ワード等に張り付けてください(写真は内容がきちんと確認できる水準で願います)。
遠隔講義の場合、講義日の提出物は講義日の出席に置き換えます(下記★線の下をよく確認してください)。
提出期限を過ぎた提出物は、跡見ポータル各講義のQ&Aに添付して提出することを認めます。その場合は「何回目の提出物」なのかをきちんと明記してください(ただし成績評価の公平性を維持するため、減点にて評価します。また解説済みのものは評価対象外となります)。なお欠席扱いとなります。

教員への連絡など
受講生が多いため(4大学で講義を担当しております)、メールを用いた質問には以下のルールを設けます。
跡見学園女子大学所定のメールアカウントをご利用ください。
メールの件名には「各科目の名称と学籍番号氏名」を記入してください。
メールにはすぐに返信があるとは限らないことをご考慮ください。
メール内容は簡潔に願います(内容が記載されていないメールは無条件で破棄しますー添付ファイル等の確認も致しません)。
メールアドレスは以下のものとなります。
matsuzawa.takatoshi@kaishi-pu.ac.jp

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最大限に注意していただくことは、「提出するという行為を評価」するわけではありません。「提出物の内容を評価」いたします。この方針につきましては「変更の余地」はありません。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】