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科目名オペレーションズ・リサーチ
担当者宮本 弘之
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目オペレーションズ・リサーチの基礎知識
授業の達成目標オペレーションズ・リサーチの主な手法を学び、実際の企業や社会が抱える問題をモデル化し、最善の方法を見つけられるようになることを到達目標とします。
今年度の授業内容オペレーションズ・リサーチに関する4つのテーマ「生産管理」、「待ち行列理論」、「意思決定理論」、「数理計画」について、実際にある問題を取り上げ、オペレーションズ・リサーチの手法で解決するためのモデル化、オペレーションズ・リサーチの手法による効率的な解決策の見つけ方を学びます。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について予習として、テキストの該当頁及び事前に配布される講義レジメを読み、理解できないところや難しいところを明らかにしておく(1時間程度)。復習として、講義の際に提示された課題に取り組む(1時間程度)。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項下記テキストに沿って講義を進めますので、該当箇所の予習・復習を行ってください。
 第1回ガイダンス及び在庫管理
 第2回データと予測
 第3回日程計画(スケジューリング)(1)ガントチャートとアローダイアグラム
 第4回日程計画(スケジューリング)(2)クリティカルパス
 第5回シミュレーション
 第6回待ち行列理論
 第7回線形計画(1)目的関数と制約条件
 第8回線形計画(2)グラフを用いた最適解の計算
 第9回線形計画(3)ツールバーを用いた最適解の計算
 第10回組み合わせ最適化
 第11回AHP(階層分析法)(1)
 第12回AHP(階層分析法)(2)
 第13回安定結婚問題
 第14回ネットワーク計画
 第15回ゲーム理論
授業の運営方法講義形式を主としますが、習熟度を確認するために課題に取り組みます。
遠隔授業と併用の場合は、授業日前までに授業レジメと講義動画を配信します。課題提出は、授業の3日後までの提出を基本とします。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法選択形式や数値を解答する課題については、課題提出後に正答を配布(掲示)します。次回の授業の冒頭で正答率の低い設問について解説を行います。記述式の課題については、次回の授業で解答例を題材に解説を行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 70% 課題提出(毎回の授業)
授業参加 30% 授業内容に対する質問・意見を評価します。
テキスト 『入門 オペレーションズ・リサーチ』松井泰子、根本俊男、宇野毅明(著)東海大学出版部 2008年
参考文献 『問題解決のためのオペレーションズ・リサーチ入門』高井英造、真鍋龍太郎(編著)日本評論社 2000年
関連ページ なし
その他、履修生への注意事項 授業の中でエクセルを使います。エクセルの数式の計算、グラフ作成、マクロの作成などを事前に習得している必要はありません。エクセルの基本的な操作(ファイルを開ける、数値や文字を入力する、ファイルを保存する等)は事前にできるようにしておいてください。ソルバーの利用方法は授業の中で学びます。
遠隔授業と併用の場合は、授業日前までに授業レジメと講義動画を配信します。課題提出は、授業の3日後までの提出を基本とします。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】
実務経験の概要 経営コンサルティング
実務経験と授業科目との関連性 経営コンサルティングにおいて頻繁に使われるオペレーションズ・リサーチの手法について、理論に基づく実践例や手法の適用について実務経験を元に説明する。