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科目名起業論
担当者崔 汀我
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目起業の「今」
授業の達成目標起業に関する基本的知識を身につけ、ビジネスプランを作成できるようになる。
今年度の授業内容経済のグローバル化に加え、顧客ニーズの多様化や商品サイクルの短縮化など経済社会ニーズの大きな変化や技術進歩のスピードの速さにより、企業間競争が激化し、大企業といえども安泰とは言えない先行き不透明な今の時代、起業への関心は高まっている。
本講義では、今日の多様な形態での起業とりわけ、会社を辞めずに副業・兼業としての起業など起業の実態を把握し、起業に関する基本的知識を身につける。そのなかで起業家のマインド、起業のポイント、企業存続・発展の要因などを、成功事例・失敗事例から学び、理解を深める。

準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について各回の授業で扱うテーマについて、参考文献、資料の関連箇所を読み、内容を理解しておく。授業後は内容を振り返り、復習ノートにまとめ、理解を深める。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項日ごろから「起業」の視点で、新聞・雑誌などに目を通して、起業に関する記事を読み、なぜの「問題意識」や新しい価値を生み出すためにはどうすればよいのかの「問題解決方法」を自ら考えること。
第1回イントロダクション
第2回「起業」とは
第3回多様な形態での起業
第4回起業活動
第5回アイデアの発想法
第6回ケーススタディ
第7回ビジネスモデル
第8回 起業支援政策
第9回ビジネスプランの作成
第10回資金調達
第11回起業スタイル
第12回マーケティング
第13回企業存続・成長のマネジメント
第14回総括
授業の運営方法講義形式。適宜、授業内レポートの提出あり。映像資料も使い、視覚による学習効果を高める。

課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法レポート回収後、特徴的な見解の紹介や典型的な誤解についての解説を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 40% 期末レポート
授業参加 40% 授業内レポートの提出率によって参加度を評価する
その他 20% 積極的・協力的な授業態度によって評価する
テキスト 特になし。
参考文献 田所雅之(2019)『入門起業の科学』日経BP社
井上達彦(2019)『ゼロからつくるビジネスモデル』東洋経済新報社
安本隆晴(2013)『ユニクロ監査役が書いた伸びる会社をつくる起業の教科書』ダイヤモンド社など。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】
実務経験の概要 個人事業経営経験者、食品関連分野のコンサルタント
実務経験と授業科目との関連性 教育分野の個人事業の経験や食品関連分野に2年間コンサルティングを行った経験などにより、起業の実態や現状を客観的なデーターを用いて説明し、起業とその後のマネジメントについて経営学理論およびケーススタディを通じて指導する。