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科目名起業論
担当者崔 汀我
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目起業の「今」
授業の達成目標起業に関する基本的知識を身につけ、ビジネスプランを作成できるようになる。
今年度の授業内容経済のグローバル化に加え、顧客ニーズの多様化や商品サイクルの短縮化など経済社会ニーズの大きな変化や技術進歩のスピードの速さにより、企業間競争が激化し、大企業といえども安泰とは言えない先行き不透明な今の時代、起業への関心は高まっている。本講義では、今日の多様な形態での起業とりわけ、会社を辞めずに副業・兼業としての起業など起業の実態を把握し、起業に関する基本的知識を身につける。そのなかで起業家のマインド、起業のポイント、企業存続・発展の要因などを、成功事例・失敗事例から学び、理解を深める。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について各回の授業で扱うテーマについて、あらかじめ示す参考文献、資料から予習しノートにまとめておく。授業後は配布資料や講義ノートを見直して自分なりにまとめ直し理解を深めておくこと。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項日ごろから「起業」の視点で、新聞・雑誌などに目を通して気になる記事、興味ある記事を収集し、なぜの「問題意識」や新しい価値を生み出すためにはどうすればよいのかの「問題解決方法」を自ら考えること。
 第1回イントロダクション
 第2回起業するとは
 第3回多様な形態での起業
 第4回起業活動
 第5回アイデア発想法
 第6回 ビジネスモデル構築
 第7回起業支援政策
 第8回ビジネスプランの作成
 第9回資金調達の方法
 第10回起業スタイル
 第11回マーケティング
 第12回企業存続・成長のマネジメント
 第13回総括
授業の運営方法・講義形式。適宜、授業内レポートの提出あり。映像資料も使い、視覚による学習効果を高めます。
*対面により実施します。ただし、対面が可能な日以外は、Microsoft Teamsによるリアルタイム授業で行います。遠隔授業の具体的な内容は、「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法レポートに対するフィードバックを翌週授業内冒頭にて行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 40% 期末レポート
授業参加 60% 授業内レポート、小テストなど。
テキスト 特になし。必要に応じて資料を配布します。
参考文献 田所雅之(2019)『入門起業の科学』日経BP社
井上達彦(2019)『ゼロからつくるビジネスモデル』東洋経済新報社
安本隆晴(2013)『ユニクロ監査役が書いた伸びる会社をつくる起業の教科書』ダイヤモンド社など。
その他、履修生への注意事項 ・遠隔授業については、Microsoft Teamsを使用しリアルタイムで行います。
(ポータルの「授業資料管理」欄で、Teamsのコードを確認し、遠隔授業の日はTeamsにアクセスしコード入力をしてチームに参加すること)
・遠隔授業をリアルタイムで配信する際は授業内で出欠の確認を行います。
・期末レポート、小テストおよび授業内レポート等の総合点で成績を付けます。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】
実務経験の概要 個人事業経営経験者、食品関連分野のコンサルタント
実務経験と授業科目との関連性 教育分野の個人事業の経験や食品関連分野に2年間コンサルティングを行った経験などにより、起業の実態や現状を客観的なデーターを用いて説明し、起業とその後のマネジメントについて経営学理論およびケーススタディを通じて指導する。