科目名 | マーケティング論 | |
担当者 | 杉本 ゆかり | |
開講期 | 2023年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | マーケティング論 | |
授業の達成目標 | 本講義は、マーケティング活動の基本的な知識と戦略手法を身近なビジネスと結びつけて理解し、獲得した専門知識を就職活動や将来の活躍の場で実践的に活用できるようになることを目標とします。また、企業マーケティングと非営利企業マーケティングの違いを理解します。特に、本講義ではケーススタディを通じて企業経営に対して関心を持ち、生活者トレンドや市場の動向に敏感に反応する力を養い、企業活動を理解します。 | |
今年度の授業内容 | 基本的なマーケティング知識を理解するために、身近なブランドを事例としてマーケティング戦略と活動を理解します。例えば、Amazon、ハーゲンダッツ、サントリー、Hermès、CHANEL、JILL STUART、STARBACKSなどの企業活動を参考に理論を理解します。それらに加え、新しい手法であるニューロマーケティングや行動経済学を活用したマーケティング、SDGsに関連するマーケティングのトピックについても適宜取り上ます。さらに、非営利企業でのマーケティングについても理解します。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 1.授業内容に合わせて、適宜、課題を提示します。 2.授業内容に合わせて、動画サイトや企業サイトを紹介します。随時、確認してください。 3.グループ発表(企業・ブランドのマーケティング分析)を行うための準備があります。 合計15時間 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 1.日常生活において、様々な事柄に興味を持ち、例えば商品、店舗、業務、会社、建物などを良く観察して、何故こんな形なのか?どんな仕組みなのか?その狙いを探り整理しておく。 2.様々な仕事の情報を収集しておく。 3.身近な非営利企業(医療機関など)についての情報を収集しておく。 4.都度、動画サイトや企業サイトを紹介します。随時、確認してください。 |
|
第1回 | オリエンテーション:企業は何を目的にマーケティングをするのか?(テキスト①第1章) シラバスの確認、本講義の狙いと講義の進め方。、最新のマーケティング:Amazonから考えるマーケティングとDX(デジタルトランスフォーメーション)事例 |
|
第2回 | 自社のプロダクトは儲かるのか?マーケティング戦略を考える。(テキスト①第2章) SDGsとマーケティング:Hermèsの化粧品市場への新規参入 |
|
第3回 | 自社プロダクトは誰に必要とされているのか?ターゲット設定を考える。(テキスト①第3章) 化粧品業界を探る:シャネルvsジルスチュワート |
|
第4回 | 顧客が本当に欲しいものは何か?プロダクト開発を考える。(テキスト①第4章) スターバックスvsドトール、伊右衛門vs生茶 |
|
第5回 | 自社プロダクトを「どうやって」届けるか?マーケティング・コミュニケーション(テキスト①第5章) ハーゲンダッツの企業分析とマーケティング・コミュニケーション戦略 |
|
第6回 | 実践マーケティング(1)最新マーケティング:ニューロマーケティング 脳科学とマーケティングの融合・無意識の感情を捉える |
|
第7回 | 実践マーケティング(2)最新マーケティング:行動経済学とマーケティング、非合理なわたしたち | |
第8回 | 非営利企業マーケティング(1)非営利企業のマーケティングとは?医療現場の患者インサイトを考える。サービスマーケティングと満足度(テキスト②序章,第1章,第2章,第3章) | |
第9回 | 非営利企業マネジメント(2)医療マーケティング:ドクターショッピング行動と患者の意思決定。あなたは医療機関をどう選択している?(テキスト②第4章,第5章,第6章,第7章) | |
第10回 | 非営利企業マーケティング(3)病院と診療所の違いとは?地域密着型の医療事例(テキスト②第8章,第9章,第10章,第11章) | |
第11回 | グループワーク(1)企業分析とマーケティング戦略を考える① | |
第12回 | グループワーク(2)企業分析とマーケティング戦略を考える② | |
第13回 | グループ発表(1) | |
第14回 | グループ発表(2) | |
第15回 | グループ発表(3)と総括 | |
授業の運営方法 | ・毎回の授業資料は授業の前日までにポータルサイトにUP致します。資料は必ず確認してください。 ・理論の理解のため、指定のテキストを活用します。授業の際、テキストを持参してください。 ・適宜、課題を提示します。 ・課題は、指定期日までにポータルサイトに提出してください。 ・課題の実施では、課題の企業やお店をネット等で確認したり、調べて考えたりすることが必要になります。 ・課題は評価に加算されます。必ず提出してください。 ・出席は、ポータルサイトの出席コードを活用して確認致します。 ・グループで企業・ブランドを選定し、マーケティング分析の発表をしてもらいます。 ・グループ発表は評価に加算されます。評価はグループ単位になります。 ・グループ発表は、外部からゲスト審査員をお招きして審査をして頂く予定です。 ・最終授業で最終課題を提示します。最終課題を提出しないと単位は修得できません。 ・履修生の理解度や関心領域によって、予定を変更することがあります。 ・詳しくは授業初回に説明します。 |
|
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 課題回収後、特徴的な見解の紹介や典型的な誤解についての解説を行います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 定期試験はありません。授業終了後(第15回終了後)の最終課題をもって最終試験とします。 |
小論文・レポート | 0% | 実施しません。 |
その他 | 30% | 適宜、課題を出します。 |
その他 | 30% | グループ発表。グループ単位で評価されます。 |
その他 | 40% | 最終課題。 |
テキスト | ①理央周(2017)実践マーケティング入門 日本実業出版社 1,600円+税 ISBN978-4-534-05533-0 テキスト ②杉本ゆかり(2020)患者インサイトを探る 継続受診行動を導く医療マーケティング 千倉書房 2,500円+税 ISBN978-4-8051-1222-9 |
参考文献 | 田中洋・岩村水樹(2005)Q&Aでわかるはじめてのマーケティング 日本経済新聞社 1,600円+税 博報堂マーケティングスクール(2020)超図解・新しいマーケティング入門 日経BP 2,000円+税 |
その他、履修生への注意事項 | ・毎回の授業資料は授業の前日までにポータルサイトにUP致します。資料は必ず確認してください。 ・理論の理解のため、指定のテキストを活用します。授業の際、テキストを持参してください。 ・適宜、課題を提示します。 ・課題は、指定期日までにポータルサイトに提出してください。 ・課題の実施では、課題の企業やお店をネット等で確認したり、調べて考えたりすることが必要になります。 ・課題は評価に加算されます。必ず提出してください。 ・出席は、ポータルサイトの出席コードを活用して確認致します。 ・グループで企業・ブランドを選定し、マーケティング分析の発表をしてもらいます。 ・グループ発表は評価に加算されます。評価はグループ単位になります。 ・グループ発表は、外部からゲスト審査員をお招きして審査をして頂く予定です。 ・最終授業で最終課題を提示します。最終課題を提出しないと単位は修得できません。 ・履修生の理解度や関心領域によって、予定を変更することがあります。 ・詳しくは授業初回に説明します。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 |