科目名 | 憲法入門 | |
担当者 | 兼頭 ゆみ子 | |
開講期 | 2023年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 憲法入門 | |
授業の達成目標 | 憲法の意義や構造を理解し、説明できるようになる。 基本的人権の種類を区別でき、個々の人権の具体的な内容、適用事例(判例)を理解し、説明できるようになる。 統治構造の基本と現状を理解し、説明できるようになる。 憲法が関わる問題について論理的な意見を述べることができるようになる。 |
|
今年度の授業内容 | 日本国憲法を中心に講義しますが、まず、憲法というものの位置づけや意義を学びます。次に、日本国憲法の内容を構成する二つの要素(基本的人権と統治構造)に分け、それぞれの主要な部分を解説します。講義を通じて、社会の礎をなす憲法が、実社会の問題とどのように関わるのかを考えます。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 授業資料に前もって目を通し、授業内容を把握しましょう。授業前に指示した問題について考えましょう。授業後はノートテイクした結果をまとめ、復習しましょう。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 憲法のみならず法が関係する時事問題に普段から関心をもち、新聞・ニュースに接してください。 | |
第1回 | ガイダンス、法の世界と憲法 | |
第2回 | 憲法とは何か、日本の憲法の概要 | |
第3回 | 精神的自由1:思想良心の自由等 | |
第4回 | 精神的自由2:表現の自由等 | |
第5回 | 経済的自由 | |
第6回 | 身体的自由 | |
第7回 | 社会権 | |
第8回 | 法の下の平等 | |
第9回 | 幸福追求権 | |
第10回 | 人権保障の限界 | |
第11回 | 立法権 | |
第12回 | 行政権 | |
第13回 | 司法権 | |
第14回 | 地方自治 | |
第15回 | 平和主義 | |
授業の運営方法 | 授業は講義形式で行います。受講生には、事前に指示した問題についての意見表明、授業中の質問への応答、条文の音読を求めます。また、毎回、リアクションペーパーの提出を求めます。リアクションペーパーには、授業内容に関する問題への回答や感想・意見等、指定した内容について書いてもらいます。受講生の規模に応じて構成に変更が生じることがあります。 遠隔授業の実施については、Microsoft Teamsによるリアルタイム授業を予定しています。「その他、履修生への注意事項」を参照してください。 |
|
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | リアクションペーパーの講評を次回に示す。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 50% | 授業の理解度を評価します。 |
小論文・レポート | 0% | 実施しない。 |
授業参加 | 50% | 意見表明とリアクションペーパーの内容を評価します。 |
その他 | 0% | 実施しない。 |
テキスト | 授業では配布資料を用い、特定のテキストは使用しません。 |
参考文献 | 初宿正典他『いちばんやさしい憲法入門(第6版)』有斐閣、2019年(1760円、ISBN 978-4-641-22150-5) 棟居快行他『基本的人権の事件簿[第6版]』有斐閣、2019年(2090円、ISBN 978-4-641-28147-9) 渋谷秀樹・赤坂正浩『憲法1 人権』[第8版]有斐閣、2022年(2,310円、ISBN 978-4-641-22187-1) |
その他、履修生への注意事項 | 遠隔授業について 1.授業実施方法 Microsoft Teamsによるリアルタイム授業を予定しています。詳細は、初回授業の前にポータルの掲示で通知します。Teams上で、意見表明とリアクションペーパーの提出を求めます。 2.出席確認方法について 上記リアクションペーパーの提出をもって出席を確認します。 3.成績評価の方法 上記と同じ。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 |