科目名 | 人的資源管理入門 | |
担当者 | Choi Seung Ho | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 日本企業の人材マネジメントの基礎知識 | |
授業の達成目標 | 企業組織における「人(人材)」のマネジメントについて基礎的な知識を理解するようになり、日本の雇用と労働の諸問題について重要な論点が理解できるようになる。 | |
今年度の授業内容 | 日本の雇用の問題について幅広く解明する。日本の企業は、従来は新規学卒者を中心に正規社員を採用し、企業内で育成するしくみが確立していたが、最近はパートタイマーや派遣といった非正規労働が増えている。またフリーター・ニートなどの社会的な現象が見られる。その関連での日本の雇用の諸問題、「人」のマネジメントの基礎内容と最近の諸変化などについて優しく解説する。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 最近の人材マネジメントに関する重要な話題について、関連の雑誌や新聞記事、論文などを読み、その論点を整理をしておくこと。計60時間 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 1.日本企業の長時間労働と残業の実態について、事例を用いながら、論点を整理しておくこと。 |
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第1回 | イントロ:本講義の流れの説明とスケジュールおよび内容について解説 | |
第2回 | 企業における人のマネジメントとは何かについて解説 | |
第3回 | 企業における人のマネジメントの意義と仕組みについて解説 | |
第4回 | 企業における人的資源管理の仕組みについて解説−1(歴史的考察) | |
第5回 | 企業における人的資源管理の仕組みについて解説−2(現状分析) | |
第6回 | 人的資源管理論の歴史的展開について概観−1(世界的な流れを中心に) | |
第7回 | 人的資源管理論の歴史的展開について概観−2(日本を中心に) | |
第8回 | 人的資源管理論の時代的潮流について解説−1(過去の例など) | |
第9回 | 人的資源管理論の時代的潮流について解説−2(現在の動きなど) | |
第10回 | 日本の人材マネジメントの基礎理論と現状について解説−1(基礎理論を中心に) | |
第11回 | 日本の人材マネジメントの基礎理論と現状について解説−2(応用理論を中心に) | |
第12回 | 日本企業の働き方・働かせ方の特徴と課題−1(肯定的な側面) | |
第13回 | 日本企業の働き方・働かせ方の特徴と課題−2 (否定的な側面) | |
第14回 | 総括―日本的経営論と日本的人材マネジメントの基礎理論まとめ | |
授業の運営方法 | 対面形式、講義形式 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 毎回の授業の最後にリアクションペーパーを求める。その内容を次回の授業中でフィードバックする。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 50% | 期末課題レポート |
授業参加 | 50% | 授業態度、質問、リアクションペーパーの内容 |
テキスト | 外から見た日本の雇用、崔勝淏、八千代出版、2014年(ISBN978-4-8429-1636-1) |
参考文献 | 日本的雇用の経営学、崔勝淏、八千代出版、2020年(ISBN978-4-8429-1788-7) |
関連ページ | 労働政策研究・研修機構(http://www.jil.go.jp) |
その他、履修生への注意事項 | 1. 私語禁止、携帯禁止 2.授業の最後にリアクションペーパーを求める。 3.授業のスケジュールを見ながら、外部講師(ゲストスピーカー)の招聘を計画している。日程などについては、事前に受講生らと相談をし、決めることにしたい。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 |