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科目名企業会計入門
担当者村上 理
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目企業会計入門/企業会計の基礎
授業の達成目標今日、会計制度はめまぐるしく変化しつつある。このような時代背景のなかで、本講義では、マネジメントの知識や技能を持つ人材として必須であると思われる、あまり変化しない本質的な部分、会計の言葉(専門用語)や会計的な考え方に親しむことを目的とする。具体的には、企業会計の重要なキーワードや概念を適切に用いたり説明したりすることができるようになること、企業会計に関する基本的な計算問題を解くことができるようになることを目的とする。
今年度の授業内容会計の基礎知識、とくに財務三表(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書)が何を意味しているのかについて学ぶ。これにより、会計的な視点から企業の経済活動を捉える能力を養う。また、身近な企業の事例を用いて以上の知識を確認する機会を設ける。
なお、理解度を測るため毎回課題を求める。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について予習のために、テキストを読んでくることが必要となる。
また、毎回課題の提出が求められるため、復習も欠かせない。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項講義に関連する知識を、経済ニュース等を参照しながら自主的に収集することが推奨される。
第1回企業会計の意義
第2回複式簿記(1)帳簿
第3回複式簿記(2)仕訳
第4回貸借対照表(1)資産
第5回貸借対照表(2)負債・純資産
第6回貸借対照表の分析
第7回損益計算書
第8回損益計算書の分析
第9回キャッシュ・フロー計算書
第10回会計制度
第11回経営管理と会計
第12回企業価値の評価(1)負債コスト・株主資本コスト
第13回企業価値の評価(2)DCF法
第14回会計に関連した仕事
授業の運営方法テキストおよびパワーポイントを用いて講義を行う。また、必要に応じてプリントを配布する。受講生は、ノートを取ること。
計算が求められることもあるので、受講生は電卓を持参すること。
毎回小課題を課すが、これは出席を前提としたうえで点数化している。こまめに提出すること。
出席は教室で確認する。やむを得ず遅刻・早退をしなければならない場合には事前に教員に申し出ること。申し出がなければ欠席として扱う。遅刻・早退は30分を限度として欠席0.5回分と見なす。
その他、授業運営上の細かいルールは初回の講義で指示する。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法課題提出の次の回の講義で、解説を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 60% 計算問題および記述問題
小論文・レポート 0% 実施しない
授業参加 0% 実施しない
その他 40% 毎回の小テストもしくは課題
テキスト 日本経済新聞社編(2019)『財務諸表の見方第14版』日本経済新聞出版社。978-4296117239
※ ただし、授業開始までに第15版が刊行され、旧版が入手困難となった場合、最新版を用いる可能性がある。
参考文献 政岡光宏編著(2013)『初めて学ぶ財務諸表分析三訂版』同文舘出版。978-4-495-19073-9
その他、履修生への注意事項 私語等の講義の妨げとなる行為は許されない。問題となる行為をした学生には厳重注意とし、それでも改めない学生は退室させる。
また、日商簿記検定の合格を目指す人は、並行して簿記会計基礎演習Ⅰ/簿記会計基礎演習Ⅱ/などを履修することをおすすめする。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】