科目名 | 公共マネジメント入門 | |
担当者 | 山田 秀樹 | |
開講期 | 2023年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 公的な組織の在り方を理解する | |
授業の達成目標 | 公共マネジメントとは何かを踏まえ、公的な目標を達成するために構築されている組織について学びます。それぞれの組織には、法的な根拠があり、役割分担があり、任務を遂行するために必要な権限が与えられています。主として国の組織を取り上げますが、各種プロセスにおいて政策がどのように決定されるのか、政府の活動全般について総合的に把握できるよう体系的に学習します。これにより、マスメディアにより報道される政治・行政に関するニュースを理解し、これらに関する自分の見方・意見を持てるようにすることを目指していきます。 | |
今年度の授業内容 | 民間部門では達成できないミッションを行っている国の統治機構のメカニズムについて考察します。社会人としてのしっかりとした判断力を下せるよう、政治・行政に関する知識を学習します。具体的には、いろいろな法律の条文に触れ、細かい部分まで理解することにより、表層にとどまらないエッセンスの把握に努めます。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前にポータルに掲出する各回の講義資料を読み、疑問に思うことを予め整理しておく。 講義終了後は、内容を振り返り、自分なりにまとめ直し理解を深めておくこと。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 新聞やテレビの政治、経済に関するニュースに日頃から関心を持つよう努めてください。 | |
第1回 | 公共マネジメントとは | |
第2回 | 税関の場合でみる公共マネジメント | |
第3回 | 2つの憲法と天皇 | |
第4回 | 国会(1) | |
第5回 | 国会(2) | |
第6回 | 国会議員の選挙 | |
第7回 | 内閣他憲法に規定されている組織 | |
第8回 | 内閣(1) | |
第9回 | 内閣(2) | |
第10回 | 国家行政組織法と国会事務局・会計検査院 | |
第11回 | 裁判所と裁判員制度 | |
第12回 | 内閣に属する組織 | |
第13回 | 内閣府と内閣府に置かれる組織(1) | |
第14回 | 内閣府に属する組織(2) | |
第15回 | 各省設置法、政策評価 | |
授業の運営方法 | 講義形式で行います。その時点で置かれている状況に応じ、授業において対面で学ぶ学生と遠隔で学ぶ学生の両方が混在する可能性がありますが、授業で用いる資料は、ポータルの「授業資料」にて事前に提示します。対面で学ぶ学生については教室内で投影をします。 各回の授業ごとにその日の講義を踏まえた課題(「確認テスト」といいます)が出されます。その回答は、ポータルの「課題提出」機能を活用して期限内に提出することが求められますが、この確認テストは、定期試験とほぼ同じウエイトで重視されます。 対面授業における出席は、その日の講義での出席票の提出で確認します。 |
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課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 各回の授業を踏まえた「確認テスト」がポータルの課題機能を活用して実施されますが、次回の講義にて、その回答の解説を行います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 60% | 期末テストの実施 |
小論文・レポート | 0% | 実施しない |
授業参加 | 40% | 確認テストの実施 |
その他 | 0% | 特になし |
テキスト | テキストについては、ポータルで授業資料の形で掲示します。 |
その他、履修生への注意事項 | 遠隔授業を実施する場合の変更点 各回の授業ごとに講義を踏まえた課題(「確認テスト」といいます)について、ポータルの「課題提出」機能を活用して期限内に提出することによって出席にカウントします。また、教室内で定期試験ができない場合には、ポータルの「課題提出」機能からの回答提出で行います。 成績評価においては、学生便覧に示されているように、授業回数の2/3以上の出席を前提とし、この前提を満たす受講生を対象に、上記の成績評価の方法に従って成績評価を行います。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 |
実務経験の概要 | 公務員 |
実務経験と授業科目との関連性 | 長年の公務経験で培われた考え方を学びます。 |