科目名 | ビジネス統計 | |
担当者 | 山澤 成康、永濱 利廣 | |
開講期 | 2023年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | ビジネス統計自体について解説するだけでなく、経済全体の中での経済統計の位置づけや他の統計との関連についても紹介する。 | |
授業の達成目標 | ビジネスや投資をする上で知っておくと役に立つビジネス統計や経済指標の読み方を習得することができる。 ビジネス統計の知識を活かして、自ら情報を集め、自分の頭で日本経済の現状や景気動向、ビジネスの状況を考えられるようになる。 マクロ経済の基礎が身につく(証券アナリスト試験や日経テストに役立つ)。レポートや論文を書く際のデータ収集に役立つ。就職活動に役立つ(時事問題や面接での話題)。 |
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今年度の授業内容 | 数ある情報の中でも、特に市場参加者やビジネスマンの多くが注目する重要な情報が「経済指標」。 この講義では、プロの機関投資家やビジネスマン達が、実際に彼らの投資や仕事を考える際に、どの指標に注目し、その指標を基にどう投資やビジネスに活かしているのかについて、代表的な指標の見方とその活用の仕方について講義する。 |
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準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 授業に出席して講義内容を理解し、中間・期末の二回のテストで理解度を確認する。 講義内容理解に2時間、二回のテストにそれぞれ2時間程度必要。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | テストは、実際の経済指標の資料から適切な数字や単語を記入する問題を予定。 経済指標の内容と実際の資料の読み方や時事を把握しているか否かを問う。 |
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第1回 | 経済指標の役割と仕組み | |
第2回 | 経済全体の動向がわかる統計 | |
第3回 | 家計の経済活動がわかる統計① | |
第4回 | 家計の経済活動が分かる統計② | |
第5回 | 企業や政府の投資活動がわかる統計 | |
第6回 | 海外との経済のやり取りがわかる統計 | |
第7回 | 中間テスト | |
第8回 | 企業の生産活動がわかる統計 | |
第9回 | 企業の収益環境や景況感がわかる統計 | |
第10回 | 雇用と賃金の状況がわかる統計 | |
第11回 | モノやサービス、土地の価格動向がわかる統計 | |
第12回 | 金融経済の動向がわかる統計 | |
第13回 | 期末テスト | |
第14回 | 授業は13回で実施 | |
第15回 | 授業は13回で実施 | |
授業の運営方法 | 経済指標のイロハのイもよくわからない人でもわかるようにできるだけ平易に解説する。 | |
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | テストの回答期限終了後に模範解答を配布。 不明点や質問などについては、ポータルの質問でいつでも受け付けます。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | なし |
小論文・レポート | 0% | なし |
授業参加 | 0% | なし |
その他 | 100% | 評価割合の目安は、毎回の小テストの合計点数の予定。 |
参考文献 | エコノミストが教える経済指標の本当の使い方(平凡社)永濱利廣=著 知識ゼロからの経済指標(幻冬舎)永濱利廣=著 経済指標はこう読む(平凡社新書)永濱俊廣=著 ※以上の書籍はテスト持ち込み可にします。 |
その他、履修生への注意事項 | 今年度から対面講義のみに戻します。 毎週月曜3限開始前までに、ポータルに講義資料をアップします。 受講される際は、講義資料を準備して講義に出席して内容を理解の上、7回目と13回目の樹上で行うテストを受けてください。 参考文献の該当箇所にも目を通せば、より理解が深まります。 講義資料や講義、テストなどで質問がある際は、ポータルを通じて質問を受け付けます。 なお、2回のテストは、実際の経済指標の最新資料をもとに適当な数字や単語を穴埋めするものになります。 一問一点で、2回のテストの累計点数をもとに成績をつけます。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |
実務経験の概要 | 1995年4月 第一生命保険入社。 1998年4月より日本経済研究センター出向。 2000年4月より第一生命経済研究所経済調査部。 |
実務経験と授業科目との関連性 | シンクタンクのエコノミストとして実務で活用している経済統計の読み方をレクチャーし、今の経済を解説する。 |