科目名 | リスクマネジメント論 | |
担当者 | 瀧 陽一郎 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | リスクとリスクマネジメント | |
授業の達成目標 | 「リスク」をしっかりと知ることは、人生を“お得に”送るために必要不可欠です。 ⾝近な⽣活からビジネスの場⾯まで、どのようなリスクがあり得るのかを洗い出すとともに、自分としてベストな行動の選択ができるようになることを⽬指します。 リスクマネジメントの考え⽅を⽤いて、皆さんが今後遭遇する難局を乗り越える知恵を身に着け、自信を持って⾃分の選択を説明できるようになることを期待します。 |
|
今年度の授業内容 | リスクマネジメントというと難しそうですが、⼈類の歴史のなかで様々な脅威と戦ってきた経験を知識として整理し、応用できるようにしたものです。 リスクマネジメントの考え⽅や⼿順、ほかにも危機管理やリスクコミュニケーションなど、⼤学卒業後も皆さんの⽣活や職場を守るために役⽴つ知識を、この講座でお伝えしていきます。 |
|
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前にポータルに掲載するプリントを通読し、不明点をあらかじめ整理しておきましょう。 講義終了後は、講義ノートを⾃分なりにまとめなおして理解を深め、すみやかにリアクションペーパーを提出します。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 自身の失敗や後悔したことはもちろん、テレビや新聞で取り上げられる事件や事故、災害に関するニュースに関⼼を持ち、どのようにすれば被害を避けたり、小さくすることができたか、⾃ら考える習慣を身に着けましょう。 ⽇常⽣活にひそむリスクにも自発的に気付き、注意ができるようになると、なお好ましいです。 授業内で関連資料などを提示しますので、リスクを洗い出し、被害を低減させる⽅策を複数考えられるようなスキルを身につけてください。 |
|
第1回 | ガイダンス:リスクとは | |
第2回 | リスクマネジメント入門 | |
第3回 | 不祥事・大事件の事例から考える | |
第4回 | 大地震の事例から考える | |
第5回 | 大事故の事例から考える | |
第6回 | 風水害の事例から考える | |
第7回 | 生活のリスクを洗い出してみよう[ワークショップ] | |
第8回 | 人類史における「リスク」の発⾒・保険の誕⽣ | |
第9回 | 失敗学のススメ | |
第10回 | プロジェクトでのリスクマネジメント | |
第11回 | リスクマネジメントと労働安全 | |
第12回 | 危機管理 〜リスクマネジメントとどう違う?〜 | |
第13回 | 事業継続マネジメント(BCP)について | |
第14回 | 事業継続マネジメント(BCP)をつくってみよう | |
授業の運営方法 | ・講義形式で進めます。 ・配付資料について学⽣に意⾒を求め、全員で認識合わせ・共有していくこともあります。 ・紹介した資料・動画や重要事項等についての所⾒をリアクションペーパーとして収集します。 |
|
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | リアクションペーパーへの記載状況については、次回以降の講義にて解説や講評を行います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 50% | 関連⽤語等の知識取得を確認するテスト |
授業参加 | 50% | 毎回授業終了時に提出するリアクション・ペーパー |
テキスト | 毎回の授業前に、ポータルでプリントを提示します。 |
参考文献 | ・経済産業省「先進企業から学ぶ事業リスクマネジメント実践テキスト」2005年 (https://dl.ndl.go.jp/pid/1009673/1/1) ・その他、適時に授業内で提示します。 |
その他、履修生への注意事項 | 遠隔授業の場合の参加方法は以下のとおりです。 【テキスト】 ポータルの「授業資料」で、プリントを授業日に公開します。授業時間に閲覧しながら学習を進めてください。授業中に閲覧してもらいたい動画資料等も、プリント内等でリンク先をお知らせします。 【授業参加】 スマホによる登録が授業参加の第一歩となります。 毎回、課題を出しますので、ポータルの「課題」でリアクション・ペーパーとして回答を提出してください。なるべく授業日の当日中に提出してください。(多少の猶予は認めます) スマホ登録と、リアクションペーパーの内容で、授業の参加程度を評価します。ポータルの「Q&A」で、質問を受け付けます。 【成績評価】 定期試験の開催方法は、期日が近くなりましたら、お知らせします。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |
実務経験の概要 | 【民間シンクタンク】【コンサルタント】 大学院卒業後、一貫して、⺠間企業や政府・自治体等に対するコンサルティング・調査研究を担当してきました。 今回授業を受け持たせて頂くリスクマネジメントや危機管理など組織防衛の経験が豊富ですが、事業戦略策定など“攻め”のコンサル経験も有します。 |
実務経験と授業科目との関連性 | リスクマネジメントに関わる多様なプロジェクトを経験しています。 また、リスクマネジメント等について、顧客企業の経営者や社員の皆様などに対する講演・勉強会やアドバイザリー業務経験も豊富です。 |