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科目名実践ゼミナールB
担当者丸岡 吉人
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次2年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目マーケティングの社会心理学超入門B
授業の達成目標どのような分野を専攻するにせよ、大学4年間で身に着けるべきことは「自分の頭で考え、自分の意見を持ち、それを自分の言葉で表現すること」です。
本ゼミナールでは、主に行動経済学に焦点を当てて、「自分の頭で考え、自分の意見を持ち、それを自分の言葉で表現すること」の基盤となる2つの力を身に着けます。
ひとつは、マーケティングと行動経済学の基礎知識を身に着けることです。
マーケティング活動は消費者を中心に展開されます。そこで、本ゼミナールを通じて、人の行動を解明する行動経済学の知識を身につけます。
もうひとつは、マーケティング関連の書籍や論文、記事を自分で読んで理解し、評価できるようになることです。
マーケティング活動は、デジタル技術や国際化の進展によって日々、変化しています。だから、常に新しいアイデアや発見が生まれ、それらが論文や書籍、記事として発表されます。将来にわたって、新しい情報や論考を自分で見つけて読みこなし、使いこなせるように、ゼミナールで学びましょう。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容教科書『いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし』をきっかけに関連情報にあたり、消費者行動とマーケティング施策との関係を理解します。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前課題:履修生はテキストの指定された章を読み、指示に従って課題を提出します(Teamsから配信予定)。事前課題の内容は、テキストを読んで解答する以外にも、動画を参照して解答するもの、自分の経験から解答するもの、身近な人にインタビューをして解答するものなどがあります。
事後課題:ミニットペーパーを提出します(Teamsから配信予定)。ミニットペーパーでは、①授業の理解度、②授業内容に関する質問や意見、感想、③個々のミニットペーパーで出題された復習課題に解答します。また、ミニットペーパーの提出によって出欠を確認します。
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項履修者は、授業で学ぶ章を必ず通読し、事前課題に取り組みます。そして、疑問点や議論したい点を明らかにして演習に参加してください。
第1回演習の目的と進め方
これまでの学びふりかえり
『いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし』第25章〜第26章
第2回『いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし』第27章〜第28章
第3回『いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし』第29章
授業時間を延長する場合があります。
第4回『いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし』第30章〜第31章
第5回『いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし』第32章〜第34章
第6回『いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし』第35章〜第37章
第7回キャリアデザイン講演会
★キャリアデザイン講演会の日程は変更することがあります。
第8回『いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし』第38章〜第40章
第9回『いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし』第41章〜第43章
第10回『いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし』第44章〜第45章
第11回『いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし』第46章〜第48章
第12回『いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし』第49章〜第51章
第13回『いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし』第52章〜第53章
第14回期末課題発表会
授業の運営方法履修生は全員、教科書で次回取り上げる章を通読し、必要に応じて引用文献や関連情報にも当たったうえで、事前課題を解いてゼミに出席します。
ゼミでは、全員で事前課題に取り組むとともに、当日の話題の社会心理学や消費者行動論における位置づけ、マーケティング施策上の留意点、他事項との関連性他を討論します。
MS Teams他を使用して演習を行います。したがって、授業にモバイルデバイス(PC/タブレット/スマートフォンなど)を持参してください。
★履修生の興味関心事によって予定を変更することがあります。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法ミニットペーパーに記載された学生からの質問には次の回の授業時やTeamsのフィードバック機能を使って解説します。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 50% 期末発表課題の内容と発表の仕方を評価します。
授業参加 50% 演習における発表内容と討議内容(事前課題とミニットペーパーの解答を含む)を評価します。
テキスト 松井剛(2018).いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし 河出書房新社 1,650円+税
★実践セミナールA、Bを通じて、このテキストを使います。したがって、秋学期に新たに準備するテキストはありません。
参考文献 大竹文雄(2019).行動経済学の使い方 岩波新書
佐藤雅彦・菅俊一・高橋秀明(2017).行動経済学まんが ヘンテコノミクス マガジンハウス
セイラ—、R.・サンスティーン、C.(2009).実践行動経済学:健康、富、幸福への聡明な選択 日経BP
アイエンガ―,S.(2014).選択の科学:コロンビア大学ビジネススクール特別講義 文春文庫
ハース,C.・ハース,D.(2016).スイッチ!:「変われない」を変える方法 ハヤカワ文庫
その他の参考文献はゼミ内で紹介します。
その他、履修生への注意事項 主役はみなさんひとりひとりです。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】
カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】