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科目名実践ゼミナールA
担当者横堀 応彦
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次2年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目現代社会とアートを繋ぐ入門
授業の達成目標本ゼミナールでは音楽や演劇を中心にアート全般に関する基礎的な知識を身につけ、公演制作業務のフローを学びながら、現代社会におけるアートの役割、可能性について考えることを目的とします。具体的には(a)音楽・演劇を中心としたアートを理解する上での歴史的・理論的な背景知識を学び、(b)現代の日本および諸外国でアートが置かれている社会的・経済的な状況を理解し、(c)公演の企画・制作・広報業務に関する知識やノウハウの習得を目指します。その上で(1)自分にとって興味のある対象や問いを見つけ、それについて適切な手法で調査し、(2)自分やグループでの考えをまとめ、それを自分自身の言葉で発信し、(3)現代社会とアートを繋ぐためのプロジェクトを粘り強く実行に移すことができる人材を養成していきます。
実践ゼミナールAでは、特に(a)に重きを置きます。
今年度の授業内容本ゼミナールでは上記の達成目標に挙げた(a)〜(c)に関する講義及び演習を行いながら、(1)〜(3)のスキル習得を目指します。(a)については基礎文献の購読を通して、人が書いた文章を正確に(かつ批判的に)読み、(1)の前提となる知識の習得を図ります。(b)については教員が推薦する公演を手がかりに、授業時間以外にも個人もしくはグループで学外へフィールドワークに出かけ、その内容を持ち寄って議論します。(c)については受講生それぞれが公演の企画を出し合い、ブラッシュアップする経験を通して、自分自身の価値観に基づいた言葉でプレゼンテーションする(2)のスキルを磨きます。(3)については、受講生の関心や意欲に応じて実際に公演の企画・制作を行う機会を設ける場合もあります。
実践ゼミナールAでは、特に(1)に重きを置きます。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について次回の講義資料(レジュメ等)を事前に確認し、気になったことや疑問点を準備しておくこと。授業終了後は、授業内で指示された内容について各自リサーチを行うこと。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項予習・復習のほか、学外へのフィールドワーク等が必要となり、授業時間以外にもゼミのための時間を確保する必要がある。
 第1回イントロダクション(授業の進め方の説明)
 第2回このゼミで何を学びたいか(1)
 第3回このゼミで何を学びたいか(2)
 第4回背景知識を学ぶ(1)
 第5回背景知識を学ぶ(2)
 第6回背景知識を学ぶ(3)
 第7回背景知識を学ぶ(4)
 第8回中間プレゼンテーション(1)
 第9回マナー講座
 第10回中間プレゼンテーション(2)
 第11回中間プレゼンテーション(3)
 第12回学外実習に向けた準備(1)
 第13回学外実習に向けた準備(2)
 第14回学外実習に向けた準備(3)
 第15回キャリアデザイン講演会
授業の運営方法演習形式。受講者による発表と討議を中心に行う。遠隔授業の実施に際しては、ウェブ会議システムを利用したリアルタイム実施を基本とする。具体的内容は、「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法各回の発表内容に対して、教員が講評を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 50% 提出物およびプレゼンテーションの内容
授業参加 50% 提出物およびプレゼンテーションによって参加度を評価
テキスト 受講生の興味・関心に応じて決定します。
参考文献 受講生の興味・関心に応じて随時授業中に紹介しますが、以下に最近3年間(2021年〜2023年)に出版された本の中から予備知識なしで読める推薦図書を挙げておきます。
田中絵里菜(Erinam)『K-POPはなぜ世界を熱くするのか』(朝日出版社、2021年)1700円+税
須川亜紀子『2.5次元文化論』(青弓社、2021年) 2000円+税
千葉雅也『現代思想入門』(講談社現代新書、2022年) 900円+税
田島悠来編『アイドル・スタディーズ』(明石書店、2022年) 2400円+税
大久保遼『これからのメディア論』(有斐閣、2023年) 2300円+税
伊藤亜紗『感性でよむ西洋美術』(NHK出版、2023年) 720円+税
その他、履修生への注意事項 毎週の授業には必ず出席すること(無断遅刻・欠席は厳禁)。やむを得ず欠席する場合には、事前に教員へ連絡すること。 履修者の関心に応じて、学外でのフィールドワーク(交通費・チケット代等は自己負担)やゲストスピーカーを招いた講義を実施する場合があります。遠隔授業はzoomを使用しリアルタイムで行い、発話をもって出席を確認する。

遠隔授業の場合も提出物およびプレゼンテーションによって成績評価を行う。マナー講座およびキャリアデザイン講演会の日程は変更の可能性がある。

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】
カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】