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科目名コミュニケーション文化学演習IIB
担当者吉澤 京子
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次4年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目視覚コミュニケーション分野の個人研究の完成
授業の達成目標学生各自の研究テーマを深化させ、卒業論文という形で個人研究を完成することができる。
研究倫理を順守した研究ならびに成果発表を行うことができる。
オリジナルの視点を確立し、実証的に論述することができる。
20000字以上の卒業論文を書くことができる。
自身の体験をもとに、後輩へメッセージを残すことができる。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容夏休み期間の研究成果をまず聞き取りし、学生各自に合わせた研究の展開の仕方を具体的に指示する。
その後、論文完成のテクニカルなスキルを数回にわたって説明し、学生はそれを実践する。
進捗状況は学期を通じて逐一報告させる。
卒業論文を完成した後は、2年間にわたる演習で何を身に着けたかを深く考える総括を行うとともに、ゼミの後輩に向けてメッセージを作成する。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について(予習)授業中に次回の授業内容と資料の読むべき箇所を指示するので、かならず予習を行うこと。
(復習)授業中にとったノートや、ディスカッションの論点のメモ、研究発表のコメントシートの内容について検証する。
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項卒業論文は、授業外の研究・執筆活動の上に成り立つことは、いうまでもない。文献調査、実地調査、アンケート等の自主的に企画した調査を研究倫理に照らして問題のない形で、確実に行ってほしい。ゼミ生相互の情報交換も引き続き、活発に行うことが、研究を継続的に行うことに資するので、留意してほしい。

第1回秋学期のスケジュール説明。卒業論文の仕上げ方についての全般的注意。
第2回研究の進捗状況のチェックと指導(1)現状把握。現状について短いレポートを書いて提出。これは、成績評価の対象となる。
第3回研究の進捗状況のチェックと指導(2)研究において改善が必要な部分の指摘と指導
第4回研究の進捗状況のチェックと指導(3)文献調査の強化についての助言と指導
第5回研究の進捗状況のチェックと指導(4)長所の伸ばし方についての助言
第6回論文の草稿から本文完成へのプロセス(1)先行研究についての言及・研究倫理の再確認
第7回論文の草稿から本文完成へのプロセス(2)オリジナルな視点の尊重と、その正当性の論述
第8回画像資料の扱い方。各自の論文への組み込み方、キャプションのつけ方。
第9回論文の体裁の最終確認(表紙、目次、注および文献一覧の表記法の最終チェック。)
第10回卒業論文提出時の注意事項、提出書類についての説明
第11回秋学期における研究活動の総括(1)各自による振り返り
第12回秋学期における研究活動の総括(2)前回の振り返りをもとに、後輩に対してメッセージを記述する。この課題は成績評価の「小論文・レポート」の区分で、成績評価の対象となる。
第13回大学生活の振り返りと、改善への提案のディスカッション(グループワーク)(1)
第14回大学生活の振り返りと、改善への提案のディスカッション(グループワーク)(2)グループごとに提案を口頭発表。これは成績評価の対象となる。
授業の運営方法スケジュールに基づき、研究方法や論文執筆におけるテクニカルなルールなどについての説明とそれに関連した課題の作成演習を組み合わせた授業を行う。学生の不安を払拭し、自信をもってより良い研究を行うことができるように、不得意分野の克服などをサポートしつつ、授業を進めていく。

課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業中に口頭で適宜、課題についてのコメントを述べる。また、紙媒体で提出された課題については、添削したうえで後日返却する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 定期試験は、行わない。
小論文・レポート 20% 学期末に行う課題を評価対象とする。
授業参加 80% 毎回の授業課題、作業への貢献度などを評価対象とする。
テキスト 特に指定しない。
参考文献 個人研究に有用と思われる資料を随時紹介する。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】