科目名 | コミュニケーション文化学演習IIA | |
担当者 | 吉澤 京子 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 4年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | 視覚コミュニケーション研究の展開と実践 | |
授業の達成目標 | 視覚コミュニケーション分野の研究方法を、確実な実践に結び付けることができる。 個人研究テーマを確定し、卒業論文執筆の準備として質量ともに十分な資料を収集することができる。 レジュメ、パワーポイントを作成し、個人研究について20分以上の口頭発表を行うことができる。 論文の正しい作成法を理解し、個人研究についての報告書を書くことができる。 他者の発表について、的確なコメントを述べることができる。 年間を通じて、研究のスケジュール管理をすることができる。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 |
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今年度の授業内容 | 各自の研究テーマを掘り下げ、先輩やクラスメートの研究から見習うべきところを見習って、視覚コミュニケーション研究の深化をめざしていく。 教員は適宜、その実現に向けてのアドバイスを行う。個人研究テーマについての口頭発表(20分以上)を必須とし、聴講する学生は発表にたいする批評を行う。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | (予習)授業中に次回の授業内容と資料の読むべき箇所を指示するので、かならず予習を行うこと。 (復習)授業中にとったノートや、ディスカッションの論点のメモ、他者の研究発表から得ることのできた学びについて記録をとる。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 個人研究における資料探索、資料整理、参考文献の精読、発表ツール(パワーポイント、レジュメ等)作成はすべて授業時間外の自習にあたり、この自習なくしては研究成果はとうてい望めない。よりよい研究を行うために、時間と労力を惜しむことなく、自習につとめてほしい。 | |
第1回 | 春休み中の研究活動について報告。年間のスケジュール(とくに卒論提出期間)の理解。 | |
第2回 | 今年度の研究計画作成、研究方法についての疑問の解消。 | |
第3回 | 先輩の卒論から学ぶ(1)テーマ設定、方法論を中心として | |
第4回 | 先輩の卒論から学ぶ(2)記述法、研究倫理、インタビューの計画・実施・集計・分析法等 | |
第5回 | 画像データの使い方(1)全体と部分、キャプションの書き方 | |
第6回 | 画像データの使い方(2)自身の研究テーマ関連の画像を用いて実践 | |
第7回 | 調査データの使い方(1)調査の方法、倫理 | |
第8回 | 調査データの使い方(2)自身の研究でアンケート調査をおこなう場合の注意点 | |
第9回 | 卒業論文中間発表(1)事前のスケジュール調整により、パワーポイントを用いた口頭発表を行う。発表者以外は、コメントシートを作成する。 | |
第10回 | 卒業論文中間発表(2)前回に引き続き、個人研究発表を行う。この回では、研究倫理の遵守を検証する。 | |
第11回 | 卒業論文中間発表(3)前回に引き続き、個人研究発表を行う。この回では、配付資料の完成度や参考文献の正しい書き方を評価対象とする。 | |
第12回 | 卒業論文中間発表(4)前回に引き続き、個人研究発表を行う。この回では、発表の結論をさらに発展させるための方策について、指導を行う。 | |
第13回 | 学期末に提出する小論文の留意点の説明、個別指導。現時点で足りない資料の聞き取りと、入手方法のアドバイス。 | |
第14回 | 夏休み期間〜10月までの研究計画の作成、指導 | |
授業の運営方法 | 授業スケジュールに基づき、研究の方法や執筆のルール(とりわけ、研究倫理の順守)などについての講義と、それに関連した課題作成を組み合わせた授業を行う。 卒業論文の「中間発表」は必須とする。パワーポイントとレジュメを作成し、質疑応答時間を合わせて一人20分以上、発表を行うこととする。 中間発表の準備にあたっては、適宜、個別指導する。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 提出された課題については、適宜コメントをつけて返却する。春学期末レポートについては、秋学期ガイダンス時にコメントをつけて返却する。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 定期試験は、行わない。 |
小論文・レポート | 30% | 学期末レポート。テーマ設定、論文の形式等について総合的に評価する。 |
授業参加 | 70% | 卒業論文中間発表の実施、コメントシート提出、授業中のグループ作業への貢献 |
テキスト | とくに指定しない。 |
参考文献 | 石黒圭 『この1冊できちんと書ける!論文・レポートの基本』日本実業出版社 ISBN 978-4-534-04927-8 個人研究の参考文献については、履修者のニーズに応じて随時、有用な資料を紹介する。 |
その他、履修生への注意事項 | 卒業論文中間発表(口頭発表)は必須です。内容のレベルが著しく低い場合は、後日、やりなおしていただきます。 期末に回収するレポートでは口頭発表した内容を中心に、学術的なルールを守って書くこと。春学期のうちに、ルールを身につけましょう。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】 |