| 科目名 | コミュニケーション文化学演習IIA | |
| 担当者 | マック ，カレン | |
| 開講期 | 2024年度春学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 4年 | |
| 単位数 | 1単位 | |
| 授業の方法 | 演習 | |
| 授業題目 | 多様な日本語コミュニケーションの研究の実践 | |
| 授業の達成目標 | （１）自分の興味関心に応じたテーマ設定に応じて先行研究を調査し、適切な研究の問いを設定できる。 （２）自分の設定した研究の問いに応じて、適切な研究手法・調査手法を設定することができる。 （３）研究課題解決のプロセスを実施し、その成果を効果的に発表することができる。 （４）成果の発表から課題を見出し、今後の研究へとつなげることができる。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 |
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| 今年度の授業内容 | この授業では、3年次ゼミで学んだ日本語コミュニケーションに関する研究知識と研究手法を活かし、個々の学生が設定した研究テーマに取り組み、調査実施から分析、考察に至り、それを研究論文に仕上げていくためのプロセスを修得することを目指す。春学期においては、先行研究の精査、テーマ設定の精緻化、調査手法の選択・実施までを目標にして取り組む。 | |
| 準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 講義回は、事前に講義資料を読み、疑問に思うことを予め整理しておくこと。発表回は、次回の発表者のレジュメを読み、質問を準備しておくこと。発表者は、参加者から提出されたコメントを読んで、自分の発表内容を振り返ること。 | 合計15時間 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | （１）各自のテーマの研究進行計画に沿って、遅滞なく研究を進めて授業に参加する。 （２）調査計画（調査票や調査手法の確立を含む）を完成させ、データ収集に取り組む。 （３）報告会などでは、成果報告・発表資料を作成し、事前に教員に送ったうえで授業に参加する。 |
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| 第1回 | オリエンテーション（IIA 春学期の授業紹介） | |
| 第2回 | 冬休みの研究成果披露 I | |
| 第3回 | 冬休みの研究成果披露 II | |
| 第4回 | 浮世絵の小袖 | |
| 第5回 | 江戸時代の小袖スタイル I | |
| 第6回 | 江戸時代の小袖スタイル II | |
| 第7回 | 現代の着物の種類 I | |
| 第8回 | 現代の着物の種類 II | |
| 第9回 | 着物の染織（染め） | |
| 第10回 | 着物の染織（織り） | |
| 第11回 | 着物のコーディネート | |
| 第12回 | 帯の種類とコーディネート | |
| 第13回 | 着物とジェンダー等（新派の着物きこなし） | |
| 第14回 | 着物雑誌の出版・編集 | |
| 授業の運営方法 | 授業は個人及びペア、グループによる作業と発表・議論を中心に進める。発表者は、それぞれの研究テーマに関する資料を配布し、それをもとに発表を行い、全体で議論を行う。受講者には授業外で調査や資料作成などを進め、準備をして授業に参加することを求める。 なお、授業の進み具合や履修者の習熟度を考慮し、スケジュール・内容には多少の変更を加えることがある。 |
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| 課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | レポート回収後、特徴的な見解の紹介や典型的な誤解についての解説を行う。 | |
| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
| 定期試験 | 0% | 実施しない。 |
| 小論文・レポート | 40% | 期末レポート |
| 授業参加 | 40% | 授業内の活動（作業、発表、議論など）の取り組み状況で評価する。 |
| その他 | 20% | 提示課題の取り組み状況 |
| テキスト | 特になし。必要に応じてプリント（ないしプリントデータ）を配布する。 |
| 参考文献 | 小林隆・篠崎晃一編(2007)『ガイドブック方言調査』ひつじ書房、ISBN978-4-89476-280-0 佐渡島紗織・吉野亜矢子(2021)『これから研究を書くひとのためのガイドブック[第2版]—ライティングの挑戦15週間』ひつじ書房、ISBN：978-4-89476-368-5 佐渡島沙織・坂本麻裕子・大野真澄(2015)『レポート・論文をさらによくする「書き直し」ガイド−大学生・大学院生のための自己点検法29』大修館書店、ISBN978-4-469-22244-9 佐渡島紗織・オリベイラ,ディエゴ・嶼田大海・デルグレゴ,ニコラス(2020)『レポート・論文をさらによくする「引用」ガイド』大修館書店、ISBN：978-4-469-22271-5 |
| 関連ページ | ◆中西太郎先生作成Zoom使い方解説用Webサイト ◆研究に役立つ研究資料公開サイト 井上文子『方言ロールプレイ会話データベース』(http://hougen-db.sakuraweb.com/) 言語資源協会『言語資源カタログ』(https://www.gsk.or.jp/catalog/) 国立国語研究所『コーパス開発センター』(https://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/) 国立国語研究所（1981〜1985）『日本言語地図』（https://mmsrv.ninjal.ac.jp/laj_map/） 国立国語研究所（1989～2006）『方言文法全国地図』（https://www2.ninjal.ac.jp/hogen/dp/gaj-pdf/gaj-pdf_index.html） 国立国語研究所言語変異研究領域『日本語諸方言コーパス（COJADS）』（https://www2.ninjal.ac.jp/cojads/index.html） 東北大学方言研究センター『生活を伝える方言会話』（『東日本大震災と方言ネット』）(https://www.sinsaihougen.jp/) |
| 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】 |