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科目名コミュニケーション文化学演習IB
担当者吉澤 京子
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目視覚コミュニケーション研究の具体的な実践
授業の達成目標視覚コミュニケーション分野の研究方法を、確実な実践に結び付けることができる。
個人研究テーマを確定し、基本的な相当数相当数収集することができる。
レジュメ、パワーポイントを作成し、個人研究について15分以上の口頭発表を行うことができる。
論文の正しい作成法を理解し、個人研究テーマについて3000字以上の小論文を書くことができる。



論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容学生は、夏休み中に個人研究のテーマを決め、研究に着手する。
授業中に、個人研究についての口頭発表の実施を必須とする。
口頭発表にてぃては、人あたりおよそ15分、質疑応答時間10分をかけて行う。
発表の後、その内容をさらに発展させて個人研究テーマを3000字以上の小論文の形にまとめる。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について(予習)授業中に次回の授業内容と資料の読むべき箇所を指示するので、かならず予習を行うこと。
(復習)授業中にとったノートや、ディスカッションの論点のメモを見直し、自身の研究への糧とする。
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項個人研究における資料探索、資料整理、精読、発表内容の構築等はすべて授業時間外の自習にあたり、この自習なくしては研究成果はとうてい望めない。よりよい研究を実現するために、時間と労力を惜しむことなく、自習につとめてほしい。
第1回夏休みの研究成果の聞き取り。
個人発表スケジュール調整を含む、秋学期のスケジュールの説明。
第2回画像資料の扱い方。
第3回研究倫理について。アンケート調査等を行うさいに、気を付けること。
第4回芸術作品のディスクリプション(記述)の実践(1)概論
第5回芸術作品のディスクリプション(記述)の実践(2)人物画
第6回芸術作品のディスクリプション(記述)の実践(3)デザイン、風景、建物
第7回個人研究発表(1)この回については、発表の手順やコンテンツ整理について、検証をおこなう。
第8回個人研究発(2〉この回については、先行研究のとりあげ方について留意する。
第9回個人研究発表(3)この回については論理の整合性について留意する。
第10回個人研究発表(4)この回については、配布資料を含めた発表の完成度について、検証を行う。
第11回先輩の卒論に学ぶ。過去の優秀卒業論文について、それぞれの関心にしたがって精読を行い、感想文を書く。
第12回論文執筆の留意点(1)構成、構造化
第13回論文執筆の留意点(2)文体、学術用語の用い方
第14回小論文の回収、今後の研究計画についての指導

授業の運営方法学生が主体となる演習形式で授業を進める。
個人研究発表の準備の各段階で、アドバイスを行う。
春学期と同様、研究発表予定日を正当な理由なくして欠席し、発表が実施できなかった場合、授業参加の区分で大幅な減点を行う。
なお、発表内容のレベルが著しく低い場合、やり直しを求めることがある。






課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業中に、適宜、課題についてコメントを述べる。紙媒体で提出された課題については、後日、添削して返却する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 定期試験は、行わない。
小論文・レポート 50% 期末レポートを評価対象とする。テーマ設定、形式、論理性を総合的に評価する。
授業参加 50% 個人発表の実施、コメントシート提出率を評価対象とする。
テキスト テキストは定めないが、論文の書き方についての参考書を適宜、紹介する。
参考文献 石黒圭 『この1冊できちんと書ける!論文・レポートの基本』日本実業出版社 
ISBN  978-4-534-04927-8
各自の研究テーマに関連する参考文献は、個別に指示する。
その他、履修生への注意事項 秋学期の個人研究は、4年次の卒業論文の準備として重要である。この時期に多くの先行研究を集めておかないと、充実した卒業論文の執筆は見込めないことを肝に銘じて取り組んでほしい。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】