科目名 | コミュニケーション文化学演習IB | |
担当者 | 松浦 雅子 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | メディアを介した新時代のコミュニケーション考察 「企画力✖️表現力を磨く」 |
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授業の達成目標 | 大事なのは、自由に羽ばたく「ゼロからの発想」と表現できる「文章力」です。 ①自ら考え、次々とアイデアを生み出していける企画力を身に付ける。 ②オリジナルの企画書を書き、デジタル・マテリアルを使ってプレゼンテーションできるようになる。 ③メディア・コミュニケーション学の見地から、未来社会へのポジティブな提案を発信できるようになる。 ④クリエイティブな発想力と表現力を身につけ、どんな業界に進んでも、自ら切り拓いていける創造性を培う。 論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 |
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今年度の授業内容 | メディア・コンテンツとは、今、社会にとって、どういった役割を持つコミュニケーションなのか考え、 コンテンツの企画・発想法・組み立て方を学んでいきます。 広告、エンターテイメント映像、ブランド戦略、インターネット等のコンテンツの基本を学びながら、 自由な発想力を育成し、自ら考え、企画立案していける力を身に付けていきます。 多角的な視点を持ち、ゼロからアイデアを大量に生み出す演習とプレゼンテーションを通して、 実践社会で応用できる「企画✖️表現力」を鍛えるトレーニングです。 このゼミ形式の授業は、課題をクリアし、問題解決していく力の基礎となり、自ら発想するオリジナリティ、 クリエイティビティの醸成を目指していく、実践トレーニングになります。 それは、そのまま他者とより良きコミュニケーションを構築し、グループビルディングするスキルそのものと言えます。 誰もが、個性あるクリエイティビティを持っています。 企画書を書くというスキルは、メディア・情報・通信・観光・飲食・金融・商社・学術論文等、あらゆる分野にとって活用できる 重要なスキルになります。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 自分でテーマを決め、研究していくので、毎回、能動的で積極的な授業参加が必要になります。 ①授業内で次への発展的なアドバイスがあるので、授業後に、さらに深い思索へと体系的に情報収集する時間が必要になります。 ②また、授業前にそのマテリアル(資料)作りの時間や、事前情報集などの、学習が必要になります。(合計 15時間) |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 自分での研究追求になるので、自らどんどん展開し、考察を深めていく積極的姿勢で学んでいくことが求められます。 自分のテーマを見つけることは、充実すると思いますので、仲間にインスパイアされながら、 頑張って学習してください。 |
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第1回 | 秋学期 オリエンテーション メディア・コミュニケーションとは何かを理解し、 「企画力」を磨く。 |
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第2回 | メディアコミュニケーション論 戦略としての「企画と発想」についての考察 |
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第3回 | 企画実践 「企画発想と立案法を学び、コンテンツのコアを考える」 |
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第4回 | 企画演習 キャッチコピーと企画意図、具体案、企画の基礎を実践する |
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第5回 | 企画発想アイデア出し 「ゼロからアイデアを出すトレーニング」 |
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第6回 | 研究テーマ・ブラッシュアップ | |
第7回 | 企画書演習 | |
第8回 | 企画書プレゼンテーション発表① | |
第9回 | 企画書プレゼンテーション発表② | |
第10回 | ”今”の社会を切り取る「企画力」 コンテンツ企画書の書き方 |
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第11回 | 企画立案グループ演習 (フィードバックの有効性とブラッシュアップによる向上) |
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第12回 | 企画書グループワーク・ブラッシュアップ | |
第13回 | 企画書グループ・プレゼンテーション発表① | |
第14回 | 企画書グループ・プレゼンテーション発表② 「ポイントを絞り企画の魅力を作るために」 |
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授業の運営方法 | 講義と演習の両建てになります。 与えられた課題に取り組み、自分の考えやアイデアを文章にするトレーニング。 その後、アイデア発想法を使って、さらに、自由に企画し、他者と分かち合うプログラムです。 最後は、全て一から考えたオリジナルの企画アイデアをデジタルマテリアルをグループで駆使しプレゼンしていきます。 アイデア出しや発想力磨きで、想像力を養っていきます。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 毎回、授業内で、個別に指導していきます。 スモールステップで教員と一緒に考えながら、進みます。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
授業参加 | 50% | 授業に臨むアクティブラーニングの積極的姿勢を重視して評価します。 |
その他 | 40% | 企画プレの取り組み姿勢、プレの達成度、グループビルディング力を総合的に評価します |
小論文・レポート | 10% | 最終回の自己分析レポートで達成度の評価をします |
定期試験 | 0% | 実施しません |
テキスト | 適宜、レジュメを配布します |
参考文献 | 適宜、指示します |
その他、履修生への注意事項 | この授業は、自ら積極的に学ぶ姿勢が大切です。 課題に意欲を持って取り組み、ファシリテーション力、ディスカッション貢献などが必要になります。 そして、何より、楽しんで発想していくことが何より大事です。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】 |
実務経験の概要 | CMプランナー・CMデイレクターとして、テレビコマーシャルの演出・企画。 映画・テレビドラマ・ミュージカル等の脚本家・脚色。 劇場映画の映画監督、商業演劇の演出家。 等、エンターテイメント作品業界での実務経験を経て、大学教員。 |