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科目名コミュニケーション文化学演習IA
担当者斎藤 敬太
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目日本語コミュニケーションに関する諸現象に対する理解を深める
授業の達成目標(1)国内外で起こっている日本語に関する様々な現象を理解し、概要を説明することができる。
(2)各研究テーマに合った調査方法を選択し、実践することができる。
(3)この授業で学んだことを踏まえたグループ発表を通して、適切な役割分担をすることができる。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容この授業では、まず担当教員が専門としている日本語学、社会言語学、日本語教育学に関係する研究テーマの例を提示する。具体的には日本の地域方言、国内外で確認されている日本語が関わる言語接触、在日外国人の言語環境、地域日本語教育に関するものを紹介する。その後、履修生はグループを作り研究発表を行う。また、発表方法や発表スライドの作り方などについても学ぶ。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について(予習)事前に指定した文献を読んで、疑問などを書き出しておく。
(復習)各回で授業内容の概要とコメントを書き、提出する。
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項授業で扱ったもの以外にも、積極的に関連する文献等を調べて読み、自らの問いを立てておくこと。
第1回オリエンテーション
第2回テーマ提供と調査方法①:地域方言
第3回テーマ提供と調査方法②:国内外の言語接触
第4回テーマ提供と調査方法③:言語環境(言語景観、言語サービス)
第5回テーマ提供と調査方法④:地域日本語教育(ボランティア日本語教室、外国人と方言)
第6回グループ決めと研究テーマの話し合い
第7回グループ研究テーマ案発表
第8回発表方法について、発表スライド・発表原稿の作り方
第9回グループ研究中間発表に向けた打ち合わせ
第10回グループ研究中間発表
第11回中間発表の講評を踏まえた上での最終発表に向けた話し合い
第12回グループ研究最終発表の最終調整
第13回グループ研究最終発表
第14回振り返りとまとめ
授業の運営方法第2回~第5回は担当教員による講義を行う。ただし、適宜グループワークやディスカッション等も取り入れる。その後は履修生を主体とした演習形式で行う。その後、グループ発表を行うための指導や準備を行う。
なお、授業の進度によってスケジュールを変更することがある。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法各回で適宜フィードバックを行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない。
小論文・レポート 0% 実施しない。
授業参加 100% グループ発表(70%)及び課題提出(30%)により評価する。
テキスト 特になし。必要に応じてプリントを配布する。
参考文献 授業内で適宜指示する。
関連ページ 授業内で適宜指示する。
その他、履修生への注意事項 この授業では校外指導出張(合宿)や校外見学(希望者のみに対し授業日以外の日に地域日本語教室見学など)を行う予定である。
発表で配布する発表資料等は、発表の2日前までに担当教員に送付すること。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】