科目名 | コミュニケーション文化学演習IA | |
担当者 | 宮津 多美子 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | 人種・ジェンダーからよむ異文化コミュニケーション I―異文化のせめぎあいとしてのアメリカン・ナラティヴ | |
授業の達成目標 | 異文化コミュニケーションを円滑に行うには歴史や文化の知識が重要となる。無知や無理解がコミュニケーションの障壁となるためである。この授業では建国以来、異文化のせめぎあいを通して国家を建設してきたアメリカの歴史を取り上げる。授業では特に歴史の中で構築された人種・ジェンダーイデオロギーから異文化コミュニケーションの実相を学び、人種・ジェンダーに起因する問題について考察する。 【授業の達成目標】 1. アメリカの異文化交流史について説明できる。 2. アメリカの異文化コミュニケーションの現状や課題について説明できる。 3. 人種・ジェンダーに起因するコミュニケーションの問題を特定できる。 4. 人種・ジェンダーに起因するコミュニケーションの問題について自分の意見を述べることができる。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 |
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今年度の授業内容 | 授業では、異文化交流史としてのアメリカ史を人種・ジェンダーマイノリティの視点から概観する。これらの知識をベースに、それぞれが関連するテーマを選び、論考を完成させることを目的とする。また、異文化コミュニケーションをテーマとするペア/グループ課題を通して企画力、実践力を養成する。卒業研究の第一ステージという位置づけのこの授業では研究手法や研究倫理、論文作成の基本ルール等も学ぶ。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 〇 事前に教科書の関連箇所を読み、理解を深める(0.5時間/週)。 〇 教科書の担当章については発表準備をする(1時間)。 〇 メンバーと協力しながら、ペア/グループ課題に取り組む(1~2時間)。 〇 期末レポートを執筆し、発表準備をする(0.5時間/週)。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 〇 ペア/グループ課題は協力して取り組むこと。 〇 卒論執筆に向けて全体の研究枠組みを考察しながら、期末レポートのテーマを選定すること。 〇 期末レポートは主題を決め、関連する文献を収集し、計画的に執筆すること。 〇 文献はインターネット等のデジタルメディアだけでなくプリントメディア(定期刊行物・書籍等)も参照すること。 〇 自分の意見と他人の意見とを区別すること(剽窃に注意)。 〇 レポート執筆時に参照した文献の書誌情報を記録しておくこと(引用文献リスト作成のため)。 |
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第1回 | ガイダンス:演習のスケジュール&内容、担当決め | |
第2回 | 論文作成法 (1) レポート・論文における議論 | |
第3回 | 論文作成法 (2) テキスト批評 | |
第4回 | アメリカのはじまり(1章)/新旧世界が出会うとき(2章) | |
第5回 | 植民地時代のアメリカ(3章)/建国期のアメリカ(4章) | |
第6回 | 民主主義の広がり(5章)/奴隷制をめぐる攻防(6章) | |
第7回 | 南北戦争と再建法(7章)/金ぴか時代(8章) |
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第8回 | 卒論構想プレゼンテーション(Q&A、講評) | |
第9回 | 進歩主義時代(9章)/大国への序章(10章) | |
第10回 | アメリカの世紀(11章)/内憂外患(12章) | |
第11回 | 対抗文化の時代(13章)/冷戦後の新秩序(14章) | |
第12回 | アメリカの分断(15章)/グローカリゼーションのゆくえ | |
第13回 | ペア/グループ課題プレゼンテーション(Q&A、講評) | |
第14回 | 期末レポートプレゼンテーション(Q&A、講評)、ゼミ総括 | |
授業の運営方法 | 〇 授業ではレポーター発表の他、ペア/グループワーク、クラスディスカッションも行う。 〇 協力してペア/グループ課題を完成させること。 〇 ゼミ活動には積極的に参加し、主体的に学ぶこと。 〇 ゼミは教場による対面授業を基本とする。 〇 出席確認は出席カード、授業コメントによって行う。 〇 遅刻・早退は30分まで。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 〇 レポーター課題のフィードバックは授業で行う。 〇 ペア/グループ課題のフィードバックは授業で行う。 〇 期末レポート提出後の授業で、全体的な講評を行う。 〇 個人課題の個別フィードバックはポータルを通じて行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 40% | 期末レポートとそのプレゼンテーション |
授業参加 | 30% | リフレクションコメント、授業内課題 |
その他 | 30% | レポーター発表、ペア/グループ課題 |
テキスト | 宮津多美子、『人種・ジェンダーからみるアメリカ史—丘の上の超大国の500 河野哲也、『レポート・論文の書き方入門』第4版(慶応義塾大学出版会)、2018年.ISBN: 978-4766425277. |
参考文献 | 適宜、授業で紹介する。 |
その他、履修生への注意事項 | 〇 文献は可能な限り一次資料(原典)を参照すること。 〇 意見を述べるときには必ず引証を示すこと。 〇 メディアで発信されている情報は自主的かつ批判的に扱うこと(要メディアリテラシー)。 〇 課題や授業に関する連絡はポータルで配信するため、ポータルには毎日アクセスすること。 〇 授業に関する質問や疑問があればポータルのQ&Aで担当教員に連絡すること。 〇 期末レポートの評価基準(計24点)は以下の通り。 1. 内容・展開:文章には明確な主題がある。批判的思考が実践されている。オリジナリティがある。 2. 構成:序論・本論・結論の3部構成である。文章には学術的背景が提示され、先行研究への言及がある。 3. リサーチ(研究):情報や意見にはその証拠となる文献が引用されている。文献の解釈も提示されている。 4. 表現・文体:文章は首尾一貫していて、論旨も明確である。豊かな語彙や技巧的表現が使用されている。 5. 技巧:語用・語法、文の構造(主述の一致)、表記、句読点等には間違いがなく、誤字や脱字もない。 6. タイムライン:期日内に提出した。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】 |