科目名 | 手話 | |
担当者 | 角田 麻里 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 実習 | |
授業題目 | 日本における言語的マイノリティーの観点から、ろう者や、ろう文化について学び日本手話の基礎技術を習得する。 | |
授業の達成目標 | ろう者の言語、日本手話について文化的背景や言語的構造を理解する。 手話の基礎を学び、日常の簡単な会話ができるようになり(挨拶や声掛けの手話・数字や指文字を覚える)コミュニケーションがとれるようになる。 ろう文化について、学び日本の多様性について考えることができる。 |
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今年度の授業内容 | 実習。積極的に授業に取り組む姿勢を育み、ろう者についての理解を深め、映像等を視聴し、ろう者の生活や文化の実態を知り、気づきや問題点などが持てる力を養う。 手話の基礎技術として、単語や指文字、数字、短文が表現出来るようになる。 手話のみならず、表情や身振り、口形の大切さも合わせて習得する。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 学んだ手話を次回の授業まで覚えてくる。 | 合計7.5時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 言語学習なので、授業時間のみでは習得は難しいので、回ごとに学んだ手話単語や文法の復習を必ずすること。 Youtubeなどでも手話の動画がかなりみることができるようになったので、積極的にろう者やろう文化について、日常生活で考える機会を増やしてほしい。 指文字も学ぶが、これはただ一つのコミュニケーション方法なので、実際ろう者と会ったときにどのように応用できるか、色々なコミュニケーション方法を身につけ、自分のコミュニケーション方法などを振りかって考えると授業にもお応用できる。 |
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第1回 | 授業の概要(進め方・受講の姿勢等)・評価方法についてのオリエンテーション 日本手話とはどのような言語であるのか 日常の挨拶の表現・よく使う手話の単語の習得 |
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第2回 | 学生一人ひとりの名前の表現方法 名前を尋ねる・答えるの演習 ろう者が使用するさまざまなコミュニケーション方法について |
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第3回 | 地名の表現を覚える(都道府県区・市、国名、建物の表現等) 海外の地名なども覚える。自分の出身地を表せるように練習する |
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第4回 | ろう者のコミュニケーション方法について学ぶ。 指文字(50音)の表現方法を覚える(意味や覚え方関連する手話単語の紹介) 学生が自分の名前を表現できる様になる |
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第5回 | 数字の表現(日付・時間・金額等の表現)を覚える | |
第6回 | 趣味の表現 家族の表現 それぞれ学生一人ひとりが、自分の表現ができるようになる |
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第7回 | 1回目から6回目までの振り返りを行う。 手話で表現すること、手話を読み取ることを行う ろう者の生活について |
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第8回 | 時制について(曜日・過去、現在、未来)の表現を覚える | |
第9回 | 疑問詞を覚える(何・どこ・いつ等)会話が出来るようになることを目指す 学生同士が、演習形式で会話が出来るようになる |
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第10回 | 日常生活の場面を想定して会話を楽しむ。 アルバイト先での対応や仕事上での関りについて考え対応してみる |
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第11回 | 災害時や緊急の場合の関わり方も含め、会話形式で表現をする | |
第12回 | 医療に関する手話表現やろう者が病院を受診する時や緊急時について | |
第13回 | 手話に関するこ、とろう者関すること、コミュニケーションについてまとめる (ゲストスピーカーを招く→日にち変更あり) | |
第14回 | 自己紹介を手話で表現できるように例文を元に学生自身が表現出来るように指導する。 | |
授業の運営方法 | 手話の基本技術の習得を中心に進める、実習形式の授業とする。 ろう者に関しての知識も伝授していき、社会言語学的に日本手話という言語を理解する。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 各回やテストに関して教員か講評、 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
授業参加 | 50% | 授業内での参加・コメントシート記入など |
定期試験 | 50% | 読み取り・表現・ろう者について学んだ知識の確認 |
テキスト | 内容に応じて、資料を配布する。 |
参考文献 | 私たちの手話 学習辞典Ⅰ 一般財団法人全日本ろうあ連盟;改訂版 2015年/2860円/978-4904639122 |
関連ページ | |
その他、履修生への注意事項 | 演習の授業なので出席している前提で進めます。 もし欠席した場合は、次の授業後に前週の内容など確認してください。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】 |
実務経験の概要 | 手話通訳士。英語⇆日本手話通訳。英語教員。 |
実務経験と授業科目との関連性 | 研究テーマが手話やろう者についてなので、その専門知識を生かし、実際通訳で経験したことなどを交えて、身近に感じることができるよう指導します。 |