| 科目名 | 実践英語（多読） |
| 担当者 | 西田 晴美 |
| 開講期 | 2024年度春学期 |
| 科目区分 | 週間授業 |
| 履修開始年次 | 3年 |
| 単位数 | 1単位 |
| 授業の方法 | 演習 |
| 授業題目 | 読書の楽しみを知り読解力を伸ばす |
| 授業の達成目標 | 平易な英文をたくさん読むことを通じて英語に対する抵抗感をなくし、英文を読むことに慣れることを目指す。その上で、自然な文脈の中でたくさんの英文を読んでいるうちに語彙力を高め、英文の構造を自然に把握できるようになる。英文を日本語に訳すことなく英語のまま理解し、速く読むスキルを獲得する。 |
| 今年度の授業内容 | 多読用テキストとして graded readers を読む。易しい Level 1 の本から始めて、読み慣れる頃にLevel 2 へ難易度を上げる。授業では、最初にテキストとして設定した本を5ページ程度自分で読む。その後、リスニングをしながら内容を把握したり、読み取った内容に関するタスクに取り組んだり、要約を書いたりすることによって、英文を正しく把握できていたかどうかを確認する。 |
| 準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 授業で読むことになっているテキストのページを事前に読んでおくこと。あらかじめ読んでおくと授業で読んだ時に、より理解が深まる。また、内容を理解することだけに集中しなくてもよくなり、物語を楽しむ余裕ができる。 |
合計15時間 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | 多読をすると、大体10万語を読んだあたりから自分の英語力が伸びていることを実感できるようになる。授業時間内だけでは読める量が限られているので、図書館の多読用の本を利用して、授業外でも積極的に読むこと。 |
| 第1回 | 講義概要。多読について。短い物語を読む。 |
| 第2回 | A Little Princess Chapter 1: School in England を読み、タスクに取り組む。 |
| 第3回 | A Little Princess Chapter 2: The diamond mines を読み、タスクに取り組む。 |
| 第4回 | A Little Princess Chapter 3: The new servant-girl を読み、タスクに取り組む。 |
| 第5回 | A Little Princess Chapter 4:Ram Dass and the monkey を読み、タスクに取り組む。 |
| 第6回 | A Little Princess Chapter 5: The magic を読み、タスクに取り組む。 |
| 第7回 | A Little Princess Chapter 6: Lost and found を読み、タスクに取り組む。 |
| 第8回 | Heidi Chapter 1 Alm-Opa, Chapter 2 Grandfather's House を読み、タスクに取り組む。 |
| 第9回 | Heidi Chapter 3 On the Mountain, Chapter 4 Grandmother を読み、タスクに取り組む。 |
| 第10回 | Heidi Chapter 5 Dete Comes Again, Chapter 6 A New House を読み、タスクに取り組む。 |
| 第11回 | Heidi Chapter 7 In Frankfurt, Chapter 8 Heidi and Clara を読み、タスクに取り組む。 |
| 第12回 | Heidi Chapter 9 Another Grandmother, Chapter 10 Unhappy Days を読み、タスクに取り組む。 |
| 第13回 | Heidi Chapter 11 The Ghost, Chapter 12 The Alm Again を読み、タスクに取り組む。 |
| 第14回 | Heidi Chapter 13 Heidi can Help, Chapter 14 Clara Comes, Chapter 15 Surprises を読み、タスクに取り組む。全体のまとめ。 |
| 授業の運営方法 | テキストとして設定した平易な英語で書かれた物語を、無理をすることなく読んで、読書を楽しむことに重点を置く。毎回の授業でテキストを5ページ程度読んで内容を確認する活動を行う。早く読み終えて時間が余った人は、テキスト以外の多読本を自由に選んで読む。このための本として毎授業数10冊を教室へ持って行く。 |
| 課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | タスクやコメントシートなどを提出した場合、次回の授業にて特徴的な見解の紹介や全体的な講評を行う。 |