科目名 | 実践英語(コマーシャル英語) | |
担当者 | 榊原 かをり | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | TVコマーシャルで学ぶ異文化の世界 | |
授業の達成目標 | ➀ 欧米社会で実際に流れているTVコマーシャルの英語のスピードに慣れる。 ➁ TVコマーシャルで使われる英語表現を覚える。 ➂ TVコマーシャルを見て、宣伝しているものは何かが言える。 ➃ TVコマ―シャルのトーン(冗談・真面目・深刻・感動など)がわかる。 ⑤ TVコマーシャルのストーリーを自分の言葉で説明できる。 ⑥ TVコマーシャルの英語が聞き取れる。 ⑦ TVコマーシャルを芸術作品として鑑賞できる。 ⑧ 作品ごとに小レポートを作成し、60%以上の評価を得る。 |
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今年度の授業内容 | カンヌ国際広告祭で受賞した10本のCMを取り上げる。準備段階として、まず語彙を学習する。CMを何度か視聴し、大まかな意味を考える。耳慣らしができたら、本格的なリスニングに入る。穴埋めの形でスクリプトを完成させ、ナレーションやセリフを細部まで理解する。そして、それぞれのCMが全体としてどんなメッセージを持っており、何が面白いのか、芸術作品として見る上でどんな点が優れているのかを考察し、レポートにまとめる。さらに、文法や語彙、英語表現の技巧などについても学習する。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | (事前学習)語彙ドリル・整序問題など、テキストの指定された練習問題を事前に解いてくること。(30分) (事後学習)授業後に小レポートを完成させ、翌日までに提出すること。(30分) |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | ・学習する語彙(単語・語句・慣用表現)について、丁寧に辞書を引くこと。 (電子辞書、辞書アプリ、大学図書館のジャパンナレッジなどを使用し、必ず辞書を引くこと。) ・CMのメッセージの意味を、時間をかけて十分に考えること。 ・テキスト付属のDVDで、学習しているTVコマーシャルを何度も繰り返し見ること。 (課題の作成にはDVDを視聴できる環境が必要です。DVDが視聴できる機材を所持していない場合は、大学のPCルームなどを利用してください。) |
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第1回 | オリエンテーション:学習の進め方 Unit 0 運送会社のCM MBAなら、1から教えてあげないとね Unit 1 スーパーのCM ほうれん草が嫌いな女の子 |
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第2回 | Unit 1 スーパーのCM 彼、スパイダーというの | |
第3回 | Unit 4 ファストフードのCM ママが動物園に連れて行ってくれるの | |
第4回 | Unit 4 ファストフードのCM 透けて見える広告 | |
第5回 | Unit 6 自動車のCM だから選びました | |
第6回 | Unit 9 清涼飲料水のCM エレファント・タワー | |
第7回 | Unit 9 清涼飲料水のCM 審判になるはずだったのに | |
第8回 | Unit 10 国連のCM 世界が100人の村だったら(1) | |
第9回 | Unit 10 国連のCM 世界が100人の村だったら(2) | |
第10回 | Unit 11 テーマパークのCM ガラスの靴の意味 | |
第11回 | Unit 13 キャンペーンCM カートン単位で(1) ※シットコムとは |
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第12回 | Unit 13 キャンペーンCM カートン単位で(2) | |
第13回 | Unit 15 文具のCM 先生が植えた種 | |
第14回 | 今学期のまとめ | |
授業の運営方法 | ➀ 重要語彙の意味や語法を確認する。 ➁ CMの音声を聴いて、概要をつかむ。 ➂ CMの映像を見て、ストーリーを把握する。 ➃ 音声を繰り返しリスニングし、穴埋め形式でスクリプトを完成させる。 ⑤ スクリプトの意味を確認し、作品として優れている点に気づく。 ⑥ 関連トピックについてディスカッションを行い、自分の意見をまとめる。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 小レポートは、採点後、返却する。授業で講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
授業参加 | 30% | 事前学習の達成度、授業中のパフォーマンス |
小論文・レポート | 70% | 作品ごとに小レポートを提出する。60%以上の評価を得ること。 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
テキスト | 青木雅幸『English in 30 Seconds TVコマーシャルで学ぶ異文化の世界』(南雲堂、2009年、2,500円+税、ISBN 978-4-523-17618-3) |
参考文献 | カンヌライオンズ日本公式サイト https://www.canneslionsjapan.com/ |
その他、履修生への注意事項 | ・Microsoft Teams を使用する。履修生にはクラスコードを配付するので、初回授業までにチームに参加しておくこと。 ・授業後、小レポートを作成し、Teams の「課題」に提出する。使用される英語を含め、CMのストーリーをどれだけ理解できているか、また芸術作品として見た場合の鑑賞力を評価する。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】 |