科目名 | 国際メディア論 | |
担当者 | 鈴木 武生 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 国際メディア論 メディアリテラシー、国際情報戦、歴史認識と世界観をめぐる攻防を学ぶ。 |
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授業の達成目標 | 本コースでは、学生が下記の項目の基本を理解できるようになることが目指す。 1. 国内メディアが抱える問題 2. メディアリテラシー 3. 自由、人権、多様性とLGBTQ、宗教 4. 東アジアにおけるメディア報道と歴史・政治 5. 台湾、中国、ロシア、ウクライナ、アメリカ、EUをめぐるメディア報道と関連する歴史・政治 6. 世界の陣営を分断する世界観 毎年同じだが、シラバス案内を見ると難しそうだが、本コースを修了した後は、学生はこれまで苦手意識で遠ざけてきた新聞の読み方および世界の事情がよく分かるようになる。 |
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今年度の授業内容 | コースでは、国内メディアが抱える問題の学習からはじめ、メディアリテラシーを向上させる練習を行う。そして東アジアにおけるメディア報道、および台湾、中国、ロシア、ウクライナ、アメリカ、EUをめぐるメディア報道を題材に、歴史認識と世界観をめぐる攻防戦に関する基礎知識を学ぶ。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 毎週事前課題と資料を配布するので、資料を読み課題の準備を行う必要がある。課題の提出は成績の評価対象とする。毎週1時間程度の準備時間が必要となる。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 週によっては課題のほかにテーマを決めて口頭発表を行うのでそれについて配布された資料とともに下調べを行っておく。 | |
第1回 | 国内メディアの種類、歴史、関係、役割、特徴、問題 | |
第2回 | 国内メディア論調の特徴 | |
第3回 | 国内メディアが扱う論点についての解説 |
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第4回 | メディアに対する認識とメディアリテラシー |
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第5回 | 自由と人権、世論の分断 |
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第6回 | 多様性とLGBTQ | |
第7回 | 宗教をめぐる問題 |
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第8回 | 不毛なメディアキャンペーン | |
第9回 | 韓国に関する報道と歴史・政治 |
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第10回 | 台湾に関する報道と歴史・政治 | |
第11回 | アメリカ大統領と国際情勢、米中対立 | |
第12回 | 中東、アフリカ問題 | |
第13回 | ロシア・ウクライナ、EU問題 | |
第14回 | 日本有事 | |
授業の運営方法 | 毎回教科書および配布資料に基づきディスカッションを行う。ディスカッションは成績評価対象となり、意見を求められた場合に「分かりません」や「ほかの人と同じ」という返答は成績ポイントにならないので、ある程度の事前準備が必要となる。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 各回の発表内容について教員が講評および解説を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 50% | 記述テスト |
授業参加 | 25% | ディスカッション、発言、意見発表 |
小論文・レポート | 25% | 課題レポート |
テキスト | 教科書 『マスメディアとは何か-「影響力」の正体』中公新書、2022/7/20発行、ISBN-10: 412102706X/ISBN-13: 978-412102706 |
参考文献 | 必要に応じて配布する。 |
関連ページ | なし |
その他、履修生への注意事項 | 講義はインタラクティブ形式で行う。またグループによる演習やディスカッション、個人による発表も行う。 出席は毎回点呼を行う。遅刻は3回で欠席1回と見なす。遅刻は授業開始後30分までを遅刻とする。30分を超すと欠席となる。 課題予習は必須となる(「わかりません」の場合は授業参加点として加点されないため、テストが及第点でも単位が認定されてないことがある)。また私語が多い者、寝ている者、授業の妨害となる者は退室を命じる場合があるので注意。 成績評価の評価対象は出席率7割以上が基準となる。また出席のみが基準を満たしていても授業参加度、テスト、課題提出義務の基準を満たしていない場合は単位が認定されない場合があるので注意。 遠隔授業は基本的に行わないが、必要と認められる場合はZOOMを用いて行う。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】 |
実務経験の概要 | なし |
実務経験と授業科目との関連性 | なし |