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科目名国際コミュニケーション論
担当者中尾 正史
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目国際コミュニケーションのための言語としての英語
授業の達成目標英語がどのように生まれ、発展していったかを理解することを目標とします。英語がほかの言語とどのような関係にあるのか、またイギリスの英語とアメリカの英語がどのように違っているかということについての理解も深めます。
今年度の授業内容英語の歴史的発達、世界的な英語の広がり、英語圏諸国の英語の特徴など、テキストや映像資料を使用して授業を進めます。グループワークやペアワークも取り入れます。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてテキストで授業に関係する箇所は予習として読んでおいてください。(1時間程度)
Youtubeに英語の歴史や特徴に関する映像が多く出ています。復習として視聴することが理解が深まります。
BBC制作の『英語物語』The Story of English  がおすすめです。
当日の授業に関しての質問、英語学や社会言語学に関しての質問、イングランド研究に関しての質問、
スコットランド研究に関しての質問など、授業終了後15分程度は問題なく対応できます。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項大学図書館には英語関係の書籍、英語学関係の書籍、英米文学関係の書籍、すべて充実しています。活用してください。
第1回ガイダンス
授業の進め方、成績評価の方法について
第2回言語と文化の関係
第3回言語と文字の関係、印刷の歴史
第4回1.英語の国際的勢力分野とは
2.通訳の種類とは
第5回1.『オックスフォード英語辞典』とは
2.英語になった日本語語彙
第6回英語の歴史1 古英語期の英語とは
第7回英語の歴史2 中英語期の英語とは
第8回英語の歴史3 近代英語期の英語①
『欽定訳聖書』とは
第9回英語の歴史3 近代英語期の英語②
シェイクスピアの作品と英語
第10回イギリス英語とアメリカ英語の違い
ノア・ウェブスターの貢献
第11回英語語彙の省略と略語
第12回女性の英語と男性の英語
性差別語とは
第13回英語の俗語
使ってはいけない英語
第14回総まとめを行います。
授業の運営方法毎回、担当教員が資料を配布します。学生には当日扱うさまざまな事象について考えてもらいます。その後、テキスト内の関係する箇所を解説します。英文読解の授業ではないので、学生を指名してテキストの英文をこまかく訳してもらうことはありません。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法試験に関して受講生全体へのフィードバックは跡見ポータルで流します。特別な事情のある学生(入院などの理由)を除いて、レポートを課すことはありません。疑問点の質問にはいつでも応じます。個別に回答やコメントを希望する学生には跡見ポータルのQAを使用して返事をします。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 70% 試験の成績
授業参加 30% 授業への積極的な参加
小論文・レポート 0% 実施しない
その他 0% なし
テキスト ジョアン・マコーネル著『国際語としての英語』(成美堂)
ISBN 97847919125752575
参考文献 授業中に紹介します。
電子辞書の使用を勧めていますが、購入を強制することはありません。
関連ページ とくになし。
その他、履修生への注意事項 「人はつきあっている人間で評価される」ということばがあります。
座席は自由ですが、真剣に学ぶ意志のある学生の隣りに座ること。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】
実務経験の概要 実務家教員ではありません。
実務経験と授業科目との関連性 実務家教員ではありませんが、仕事で翻訳や通訳をした経験は多いので、授業内で翻訳や通訳の実務の話をすることはあります。