科目名 | 日本語コミュニケーションスキル(会話) | |
担当者 | 吉田 さち | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | 話しことばを点検する | |
授業の達成目標 | 授業の達成目標は次の通りである。 (1) 人前で、自然体で落ち着いてスピーチすることができる。 (2) 筋道を立てて、分かりやすくスピーチすることができる。 |
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今年度の授業内容 | 現代社会に生きる私たちには、仲間うちの、いわゆるおしゃべりだけではなく、さまざまな人とかかわりあうための、筋道立った的確な話しことばが求められる。この授業では自分が普段、どんなコミュニケーションをおこなっているのかを点検しながら、何をどう話せば良いのか、どう聞く(聴く、訊く)のかについて、学ぶ。話しことばの実習を行いなが ら、どうしたら、伝えたいことが伝わるのか、的確に聞くことができるのか、豊かで生き生きとした話しことばを身につけるにはどうしたら良いのかなどについて、できるだけ具体的に考える。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | スピーチの収録前には時間を計って練習すること。自分のスピーチへの評価を聞き(読み)、自分のスピーチを振り返ること。他の学生のスピーチの良い面を自分のスピーチにも取り入れるようにすること。 | 合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 自分や身近な人たちの話しことばを意識し、コミュニケーションに関心を持ってほしい。 | |
第1回 | 【講義】ガイダンス。人前での話しことばを学ぶ意義。 | |
第2回 | 【講義】人前での話しことばの基本。【実習】「自己紹介」スピーチの準備。 | |
第3回 | 【講義】日本語の発声。【実習】「自己紹介」スピーチの収録。 | |
第4回 | 【講義】日本語の発音・イントネーション。【実習】「自己紹介」スピーチの相互評価。 | |
第5回 | 【実習】「自己紹介」スピーチの相互評価。 | |
第6回 | 【講義】何を話すか(話材の探し方)。【実習】「ブックトーク」スピーチの準備。 | |
第7回 | 【講義】話の組み立て方—空間配列の説明を例に—【実習】「ブックトーク」スピーチの収録。 | |
第8回 | 【講義】話の組み立て方—道案内を例に—【実習】「ブックトーク」スピーチの相互評価。 | |
第9回 | 【講義】簡潔な文。【実習】「忘れられない思い出・体験」スピーチの準備。 | |
第10回 | 【講義】具体的に話す。【実習】「忘れられない思い出・体験」スピーチの収録 | |
第11回 | 【講義】敬語・待遇表現。【実習】「忘れられない思い出・体験」スピーチの相互評価。 | |
第12回 | 【実習】「忘れられない思い出・体験」スピーチの相互評価。 | |
第13回 | 【実習】期末口頭発表の収録 | |
第14回 | 【実習】期末レポート(期末口頭発表の音声を聞き、ふりかえるレポート) | |
授業の運営方法 | 講義と実習を組み合わせて進める。実習の中では自分や他の学生のスピーチを聞き、相互評価を行う活動を取り入れる。授業スケジュールは進度等に応じて調整することがある。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 各回のスピーチについて、教員が講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 20% | 期末レポート |
授業参加 | 60% | 課題の提出、発表、他の学生の発表へのコメント等 |
その他 | 20% | 期末口頭発表 |
テキスト | 必要に応じてプリントを配付する。 |
参考文献 | 荒木晶子ほか(2013)『伝わるスピーチAtoZ 口語表現ワークブック』実教出版 一般財団法人NHK放送研修センター・日本語センター(2016)『誰からも好かれる NHKの話し方』KADOKAWA NHKアナウンス・セミナー編集委員会編(2005)『新版 NHKアナウンス・セミナー~放送の現場から』NHK出版 |
その他、履修生への注意事項 | ・やむを得ない理由を除き、遅刻・早退・欠席は、収録などの実習の流れに影響を及ぼすのでしないように注意すること。 ・成績評価には、所定の出席回数に加えて、期末口頭発表への参加と期末レポート(内容:期末口頭発表の自己評価)の提出が必要となる。 ・著作権等の問題が生じるため、授業で使用する教材や個人情報に関わるものを無断でSNS等に掲示したり、複製して第三者に配布したりしないように注意すること。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】 |