科目名 | 異文化コミュニケーション論 | |
担当者 | 宮津 多美子 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | グローバル時代の文化とコミュニケーション―多文化共生のための知識・スキルを修得する | |
授業の達成目標 | グローバリゼーションが進む現代において、国内外に存在する「異文化」への認識を高め、異文化交流によって生じる諸問題に対応するための理論や実践を学ぶ。文化とコミュニケーションの関係を学び、多文化共生のための知識やスキルを習得する。 【授業の達成目標】 1. 異文化コミュニケーション分野の理論や実践について説明できる。 2. 多文化共生のために必要な知識やスキルを説明できる。 3. 言語・非言語コミュニケーションに関する諸問題について説明できる。 4. 異文化コミュニケーションに関する諸問題に対して自分の意見を述べることができる。 |
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今年度の授業内容 | 授業では主に異文化コミュニケーションに関する理論や実践を学ぶが、併せて国内外の最新動向(事件・事象・現象等)も扱い、文化やコミュニケーションに関する問題を包括的に扱う。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 〇 事前にシラバスを読み、授業概要を理解する。必要に応じて関連情報を調べる(1.5時間/週)。 〇 授業後は内容を振り返り、復習ノートにまとめ、理解を深める(1.5時間/週)。 〇 計画的に期末レポートに取り組む(1.5時間/週)。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 〇 期末レポートは主題(授業に関連する独自テーマ)を決め、関連する文献を収集し、計画的に執筆すること。 〇 アクティブ・ラーニングによって自律的に学ぶこと。 〇 異文化コミュニケーション関連の資料はインターネット上で入手できるので積極的に活用すること。 〇 文献はインターネット等のデジタルメディアだけでなくプリントメディア(定期刊行物、書籍等)も参照すること。 〇 自分の意見と他人の意見とを区別すること(剽窃に注意)。 〇 レポートの執筆時に参照した文献の書誌情報を記録しておくこと(引用文献リスト作成のため)。 |
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第1回 | ガイダンス&日常生活における「異文化」 | |
第2回 | 異文化コミュニケーション―グローバル時代の異文化交流 | |
第3回 | 文化と権力―せめぎ合いの場としての文化 | |
第4回 | コミュニケーション再考―コミュニケーション能力の獲得 | |
第5回 | 言語と文化 (1) 公用語と標準語 | |
第6回 | 言語と文化 (2) 英語帝国主義 | |
第7回 | 非言語コミュニケーション―ジェスチャー・沈黙・身体 | |
第8回 | 文化と時間・空間―記憶・監視・支配 | |
第9回 | 異文化接触 (1) カルチャーショック | |
第10回 | 異文化接触 (2) ステレオタイプ | |
第11回 | 異文化接触 (3) アイデンティと他者化 | |
第12回 | メディアと文化 (1) 活字と映像 | |
第13回 | メディアと文化 (2) インターネットとSNS | |
第14回 | 文化のポリティックス―人種とジェンダー | |
授業の運営方法 | 〇 講義形式を基本とするが、ペア/グループワークも取り入れた双方向授業を行う。 〇 パワーポイントスライドを用いた授業を教場で行う。 〇 出席確認は出席カードと授業コメントによって行う。 〇 遅刻・早退は30分まで。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 〇 期末レポート提出後の授業で全体的な講評を行う。 〇 期末レポートの個別フィードバックはポータルを通じて行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 50% | 期末レポート(授業に関連する独自テーマ) |
授業参加 | 50% | リフレクションコメント、授業内課題 |
その他 | 0% | 実施しない |
テキスト | 適宜、授業内で資料を配布/紹介する。 |
参考文献 | 石井敏、久米昭元、長谷川典子、桜木俊行、石黒武人、『はじめて学ぶ異文化コミュニケーション:多文化共生と平和構築に向けて』(有斐閣)、2020年、ISBN: 978-4641281332. |
その他、履修生への注意事項 | 〇 課題や授業に関する連絡はポータルで配信するため、ポータルには毎日アクセスすること。 〇 授業に関する質問や疑問があればポータルのQ&Aで担当教員に連絡すること。 〇 期末レポートの評価基準(計24点)は以下の通り。 1. 内容・展開:文章には明確な主題があり、オリジナリティがある。 2. 構成:文章は序論、本論、結論の3部構成で、それぞれの部分が論理的に構成されている。 3. リサーチ(研究):情報や意見にはその証拠となる文献が引用されている。 4. 表現・文体:文章は首尾一貫していて、論旨も明確である。 5. 技巧:語用・語法、文法等には間違いがなく、誤字や脱字もない。 6. タイムライン:期日内に提出した。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】 |