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科目名非言語コミュニケーション論
担当者マック ,カレン
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目非言語メッセージの基礎知識
授業の達成目標非言語メッセージの特徴や働きを理解したうえで、自分自身やまわりの人の非言語メッセージの使い方を分析できるようになる。文化間、世代間、男女間での非言語メッセージの使い方や解釈の違いを、考察しうえで、具体的に理解できるようになる。
今年度の授業内容実際のコミュニケーションでは、言語と同様に、言語以外の情報(例:身体的特徴、身体動作、表情・視線、空間・距離、身体接触、時間、声の出し方)が重要な役割を果たしています。本講義では、さまざまな非言語メッセージの特徴や働きを明確にしたうえで、自分自身やまわりの人の非言語行動を分析し、よりよいコミュニケーションに向けた改善策を考えます。

 パート1は非言語コミュニケーションの基礎知識(定義と分類から主要な非言語メッセージまで)、パート2はそれよりも具体的なトピック(時間の認識、空間の認識と場の形成ななどから)で、非言語コミュニケーションの構成と役割についてさらに深く考察します。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前に提出する各回のワークブック(授業資料の配付プリント)を読み、質問などを予め整理しておく。授業終了後は、配付プリントや授業ノートを見直して自分なりにまとめ直し理解を深めておくこと。その結果明らかになったことや課題をノートやパソコンに書き留めておく。これらの内容は期末レポートにて報告してもらいます。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項まわりの人の非言語行動をよく観察した上で客観的に分析し、気づいた点やその人たちと今後どのようにコミュニケーションを取ったらよいか、ノートやパソコンにその内容を書き留めておく。
第1回イントロダクション(授業の説明)
第2回コミュニケーションの定義と分類
第3回コミの始まり 「自己、アイデンティティ、文化」
第4回主要な非言語メッセージ I (身体動作・近接空間・時間概念)
第5回主要な非言語メッセージ II(体物表現・身体接触・パラ言語)
第6回ミニテスト
第7回空間の認識
第8回時間の認識 I (時刻)
第9回時間の認識 II(四季・季節)
第10回高コンテキスト・低コンテキストのコミ文化
第11回ナラティブ(視覚ストーリィ)コミュニケーション
第12回カラーコミュニケーション
第13回インシグニア(モティーフ・記章)コミュニケーション
第14回期末レポート  
授業の運営方法授業は教員が用意するワークブック(pdfファイル)をもとに講義形式で進めていきます。


課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法課題に対する質問や疑問点などを適宜、学生同士のお互いアドバイス・コメントと、教員のフィードバックを行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しません。
小論文・レポート 80% ミニテスト、期末レポート
授業参加 20% 授業活動 (準備・宿題 、グループワーク、ディスカッション、など )
その他 0% 実施しません。
テキスト 特に指定しません。授業で必要な資料は教員が用意し、配布します。
参考文献 ・リッチモンド,V. P.・マクロスキー,J. C.(著)[山下耕二(編訳)]. 2006. 『非言語行動の心理学:対人関係とコミュニケーション理解のために』. 北大路書房. (3,200円+税) (ISBN-13:978-4-7628-2490-6)

・パターソン, M. L.(著)[大坊郁夫(監訳)].2013.『ことばにできない想いを伝える:非言語コミュニケーションの心理学』.誠信書房.(2,600円+税)(ISBN-13:978-4-414-30420-6)

・池田 理知子、エリック・M. クレーマー(Eric M. Kramer)(著)『異文化コミュニケーション・入門 (有斐閣アルマ)』有斐閣 、2000.
(2,100円+税) ISBN-13:978-4-641-12107-2

(各回の講義で参照したそのほかの文献は、教員が用意する配布資料にその出典を記載します。)
その他、履修生への注意事項 積極的に授業に係わること。 
注意点
* 人数により学籍番号順に座らせる。
* 遅刻したら、マイナスポイントになり、20分遅刻したら、退去させる。
* 私語の多い者、教材不持参者、宿題未履行者は、その場で退室させる場合がある。
* 飲食禁止(ペットボトルOK)
* ワークブック(授業資料の配付プリント )、A4リングファイル、電子辞書か・iPadか、USBを、必ず、毎回、持ってくること。
* カニング、またはコピペ(コピー&ペースト)が確認されている場合は、無効になる。
* 個人の提出(課題・テスト)も60%以上では無ければ不合格になる。

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】