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科目名現代文化表現学演習IIB
担当者山本 博一
開講期2025年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次4年
単位数1単位
授業の方法演習
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目

デザイン・デザイン文化の研究 4

授業の到達目標

1)研究論文を完成させる

2)論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容

 現代文化表現学演習ⅡBでは、現代文化表現学演習ⅠA-ⅡAで積み上げた研究の成果となる卒業論文の完成を目標にその手順を指導します。授業の進行は、教員と学生さんが授業隔回のペースでセッションをおこない、論文の質を高めていきます。セッションをおこなわない時の授業では執筆を進めていきます。

特に本授業の導入時に本ゼミの全体概要をふりかえり、現在の位置を認識して取り組んでください。


■現代文化表現学演習 ⅠA■
前半:デザインについての講義とその後の討議、後半に焦点を当てる対象を絞ります。
後半:対象について情報収集と発表をおこないます。観察やフィールドワークから情報収集について体験的に学びます。グループワークを予定しています。
■現代文化表現学演習 ⅠB■
前半:学生さん個々の興味とともに目指す進路に応じて研究テーマを模索します。発表と討議をくりかえし、研究テーマ、構想を明確なものにしていきます。個人指導となります。
後半:研究テーマを明確にし、卒業論文・卒業制作に結びつく研究概要の素案をまとめます。個人指導となります。
■現代文化表現学演習 ⅡA■
研究テーマと研究目的に相応しい論述の構成をつくります。個人指導となります。論文として成立させるように成果を整理して執筆していきます。個人指導となります。
現代文化表現学演習 ⅡB
論文を執筆し完成させます。個人指導となります。

準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について隔週での課題に取り組んでください。教員とのセッションに向けて資料の準備を履行してください。 1回平均約45分
自習に関する一般的な指示事項

本ゼミでは研究テーマに対する調査、資料のまとめ作業、発表やセッションの準備、学期末のレポート作成などが要求されます。学修のための相当数の時間が授業時間外に必要となります。

授業の特徴(アクティブラーニング)レポート/プレゼンテーション
第1回

ガイダンス:
Aグループ:夏期休暇課題 発表

第2回

Bグループ:夏期休暇課題 発表

研究倫理について
第3回論文執筆1
第4回論文執筆2
第5回論文執筆3
第6回論文執筆4
第7回論文執筆5
第8回Aグループ、Bグループ:セッション1
第9回Aグループ、Bグループ:セッション2
第10回Aグループ、Bグループ:セッション3
第11回Aグループ、Bグループ:セッション4
第12回Aグループ、Bグループ:セッション5
第13回Aグループ、Bグループ:論文要旨確認
第14回論文総評:総括
授業の運営方法

授業は、演習を中心に教員との個別セッションの形式でおこないます。11月末を目処に論文を完成させ、その後修正していくことを執筆の目標とします。

課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法原則として授業時間内でおこないます。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 50% 出題時に明示します
授業参加 50% 取り組み姿勢、その他
定期試験 0%
テキスト

適宜紹介します

参考文献

東京さんぽ図鑑、スタジオワーク、朝日新聞出版、2017
日本の祭り解剖図鑑、久保田裕通著、株式会社エクスナレッジ、2018

気になるモノを描いて楽しむ 観察スケッチ、檜垣万里子著、ホビージャパン、2019

その他、履修生への注意事項

授業1回目と2回目は、現代文化表現学演習ⅡAで課された夏期休暇課題の発表を計画しています。発表用資料(PP)を制作してください。

11月末日に卒業論文完成版となるものを提出していただき、大学提出前の最終示唆をおこないます。

授業時間は確認の場として、自分の学修時間は授業時間外と考えて主体的に学修してください。授業受講の際はPCの持参をお願いします。予定の変更や用意するものなどについては事前の授業中にお伝えします。

状況に応じて校外見学や招聘した専門家の意見をうかがう機会をもつ場合があります。
授業の進行状況等により予定は変更されることがあります。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】