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科目名現代文化表現学演習IB
担当者山本 博一
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目

デザイン・デザイン文化の研究 2

授業の達成目標

現代文化表現学演習ⅠAで修得した研究のための基礎的な力を活かしながら研究テーマの起点を育て、1)研究テーマと研究目的を明確にする。2)研究方法を計画する。3)対象に相応しい手段での情報収集ができる。

論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容

現代文化表現学演習ⅠBでは、現代文化表現学演習ⅠAでのグループワークを背景に各自が興味を持った「対象」を起点に、研究テーマについて思考と情報収集を重ね、研究目的を明確にしつつ、論文執筆にあたって意義あるものに育てていきます。授業の進行は、学生さんが二つのグループに分かれ、授業隔回のペースで教員とのセッションをおこない、研究の内容を深めていきます。セッションをおこなわない時の授業は、前回のセッションに基づき1500文字ほどのまとめを作成していきます。

現代文化表現学演習ⅠB以降は、学生さん個々のテーマで取り組みを進めていきますが、討議の時間を設けて他者の視点から見える課題の確認や意識の共有をはかります。

本ゼミの全容は以下に示しますが、全体の概要を踏まえて、常に現在の位置を認識して取り組んでほしいと思います。

なお状況に応じて授業時間外の校外見学や招聘した専門家の意見をうかがう機会をもつ場合があります。また授業の進行状況等により予定は変更されることがあります。


■現代文化表現学演習 ⅠA■
前半:デザインとデザイン文化についての講義とその後の討議から、後半に焦点を当てる対象を絞ります。
後半:対象について情報収集と発表をおこないます。観察やフィールドワークから情報収集について体験的に学びます。グループワークを予定しています。
現代文化表現学演習 ⅠB
前半:学生さん個々の興味とともに目指す進路に応じて研究テーマを模索します。発表と討議をくりかえし、研究テーマ、構想を明確なものにしていきます。個人指導となります。
後半:研究テーマを明確にし、卒業論文・卒業制作に結びつく研究概要の素案をまとめます。個人指導となります。

■現代文化表現学演習 ⅡA■
研究テーマと研究目的に相応しい論述の構成をつくります。個人指導となります。
論文として成立させるように成果を整理していきます。個人指導となります。
■現代文化表現学演習 ⅡB■
論文を執筆し完成させます。個人指導となります。

準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について隔週での課題に取り組んでください。教員とのセッションに向けて資料の準備を履行してください。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項

本ゼミでは事前の研究テーマに対する調査、資料のまとめ作業、発表やセッションの準備、学期末および夏季休暇中のレポート作成などが要求されます。学修のための相当数の時間が授業時間外に必要となります。

第1回

ガイダンス:

Aグループ:現代文化表現学演習1Aの夏期休暇課題の発表 1

第2回

Bグループ:現代文化表現学演習1Aの夏期休暇課題の発表 2

第3回Aグループ:セッション:今後の計画と目標設定
B
グループ:資料作成
第4回

Bグループ:セッション:今後の計画と目標設定
Aグループ:資料作成

第5回

Aグループ:セッション:トピック1

Bグループ:資料作成
第6回Bグループ:セッション:トピック1
Aグループ:資料作成
第7回Aグループ:セッション:トピック2
Bグループ:資料作成
第8回Bグループ:セッション:トピック2
Aグループ:資料作成
第9回Aグループ:セッション:トピック3
Bグループ:資料作成
第10回

Bグループ:セッション:トピック3

Aグループ:資料作成
第11回

Aグループ:セッション:トピック4

Bグループ:資料作成
第12回

Bグループ:セッション:トピック4

Aグループ:資料作成
第13回

Aグループ:セッション:卒論に向けたまとめ
Bグループ:資料作成

第14回

Bグループ:セッション:卒論に向けたまとめ
Aグループ:資料作成

総括、春期休暇課題の出題

授業の運営方法

授業は、演習を中心に教員とのオープンセッションの形式でおこないます。観察およびフィールドワークは、学外を想定しています。

課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法原則として授業時間内でおこないます。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 70% 評価基準は出題時に明示します
授業参加 30% 取り組み姿勢、その他
定期試験 0%
テキスト

適宜紹介します。

参考文献 適宜紹介します。


その他、履修生への注意事項

授業1回目と2回目は、現代文化表現学演習1Aで課された夏期休暇課題の発表を計画しています。発表用資料(PP)を制作し授業2日前までにポータルにアップしてください。

授業時間は確認の場として、自分の学修時間は授業時間外と考えて主体的に学修してください。授業受講の際はPCの持参をお願いします。予定の変更や用意するものなどについては事前の授業中にお伝えします。

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】