科目名 | 映像表現実習 | |
担当者 | 森田 浩彰 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 実習 | |
授業題目 | 映像、制作、書く | |
授業の達成目標 | この演習では学生が映像表現基礎演習で培った技術をベースに更に高度な技術、アイデアを映像として具体化する技術を身に付けていきます。それと同時に、制作した映像について「話す」あるいは「書く」ことを通して、映像作品が現代においてどのような意味を持ち得るのかを探るための批評的な鑑賞者という視点を獲得します。学生が制作者、批評的な鑑賞者という複数の視点を身につけることで、映画、テレビなどの大きなメディアに流れる映像だけではなく、YouTubeやSNSなどにアップロードされている個人が制作したで映像などの既成のジャンル分けしにくい様々な映像を社会との関係で読み解いていける能力を育てていきます。 | |
今年度の授業内容 | 各個人が使用できるカメラ(デジタルビデオカメラ、デジカメ、スマートフォンの動画機能)と各自が使用可能な動画編集アプリケーション(普段使っている動画アプリケーションがなければCapCutをスマホにダウンロードして使用してください。iPhone, Android共に対応しています)を使い映像作品を作ります。「アイデアだし(プリプロダクション)」、「撮影して物事を記録する(プロダクション)」、「編集によってそれを改変する(ポストプロダクション)」を基本として音楽のミュージックビデオ(MV)を制作します。音楽は既成のものを使い、歌詞、リズム、メロディなどの音楽の中にある諸要素からアイデアを探り出し、それらを膨らませることによってオリジナルの映像を制作します。 さらに、既存のミュージックビデオ(MV))を批評的に分析し、そこで見いだせる様々な要素について思考します。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 制作したい動画に合わせての段階的な撮影テストや編集アプリケーションの自主学習をしてくること。 | 合計7.5時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 編集ソフトやアプリの使用法については 、各自の環境が統一できない為、基本的にはYouTubeなどのインターネット上にアップロードされている使用法紹介動画を参考に自主学習して動画を制作します(CapCut使用の場合は参考になる使用法紹介動画を紹介します)。 学校が所有するデジタルビデオカメラ、教室のPCに入っているAdobe Premiereを使用することもできます。 |
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第1回 | 授業説明、課題1(自己紹介)説明(演習内容と関係したビデオの紹介を含む) | |
第2回 | 自己紹介動画制作 | |
第3回 | 自己紹介動画発表 | |
第4回 | 課題2(MV制作)説明配布、音楽選び | |
第5回 | ウォーミングアップとしてテーマを設定して動画制作(撮影編集) | |
第6回 | 企画書を作成 | |
第7回 | 映像に置き換えるための構成表を作成 | |
第8回 | 撮影(企画書構成表ができていない場合は引き続きプランを練る) | |
第9回 | 撮影、編集 | |
第10回 | 編集 | |
第11回 | 編集、追加撮影 | |
第12回 | 課題の仮提出、フィードバック | |
第13回 | 課題提出、発表1、作品へのフィードバック | |
第14回 | 課題提出、発表2、作品へのフィードバック | |
授業の運営方法 | 基本的には制作プロセスの中での対話を繰り返しながら映像作品を作っていきます。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 個々の企画に入った段階で企画書、構成表、動画に対するフィードバックを授業中の面談およびポータルにて行います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
その他 | 70% | 課題作品のクオリティ |
授業参加 | 30% | 映像制作を段階的に進められるか |
関連ページ | CapCutの使用解説動画 https://www.youtube.com/watch?v=iJSRJBUz0Mo |
その他、履修生への注意事項 |
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卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 |