[戻る]
科目名ライティング特殊演習(情報発信)A
担当者大久保 博樹
開講期2025年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目SNS、BlogなどのWebコンテンツにおける情報発信とそのあり方を、実践的な観点の書く技術を踏まえ、演習形式で学ぶ
授業の到達目標・スキルとしてのライティングの基本方法について具体的に説明できる。
・ライティングにおける情報の配置と構成を、その意味から説明できる。
・Webに関する基礎技術を理解し、好感を持たれるWebデザインの要件を説明できる。
・コンテンツデザインによる表現についての基礎的要素について説明できる。
・デジタル時代の情報発信をメディアリテラシーの視点から理解する。
今年度の授業内容Webコンテンツにおける表現と最適化要因とは何かを演習形式で学ぶ。
令和7年度では、メディアリテラシーという観点も多く踏まえ、Web上に公開される情報の最適な構成と発信について学ぶ。具体的には、テキストの構成方法と表現、テキストとイメージとの関係と最適な配置を検討することで、文化創造に関わる情報発信におけるテキストデザインという概念を涵養する。また、的確にデザインされたコンテンツとエレメントとの有機的連携を、ライティング技術の視点から考察する。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について次回の授業内容の概要もしくはポイントを説明しますので、予習としてその指示に従った学習準備をしてください。授業後は内容のポイントを整理し、授業時に取り組んだ課題を再評価してください。その上で理解が充分でない点がわかった場合は、授業資料資料等をもとにして疑問点などを外在化しておき、質問等で解決できるようにしてください。 1回平均約45分
自習に関する一般的な指示事項様々なWebサイトを閲覧し、目的と役割等の気づきをメモしておくこと。授業内容はしっかりと復習し、関係するSNSのみならず小説やエッセイ等における「言葉」を考察すること。
授業の特徴(アクティブラーニング)リアクションペーパー/ミニテスト/レポート
第1回イントロダクション : 文章表現とデジタル技術の関係
第2回なぜそのような文章になるのか:ライティング・スキル(アナログとデジタルの狭間で)
第3回Webコンテンツのデザインと文章(テック系企業のWebサイトを例として:Apple vs. HP / Google, SONY, Microsoft)
第4回テクニカル・ライティング演習1 : 技術系マニュアルの内容と書き方
第5回テクニカル・ライティング演習2 : 情報の構造と構成によるデザイン(チャンキング・ブロック)
第6回テクニカル・ライティング演習3 : 技術的な仕組みを初心者に説明する(一貫性・ラベリング・詳細情報)
第7回文章と情報の構成に関する課題演習 : 技術的な側面を有する文書の作成
第8回テクニカル・ライティングとクリエイティブ・ライティングの検討:正確に伝えることと思いや感情の表現
第9回クリエイティブ・ライティング演習 : 小説・エッセイの文章とその考察
第10回クリエイティブ・ライティング演習:創作と記録・BlogとSNS
第11回総合演習 : Webコンテンツの企画(テキスト・イメージとレイアウト)
第12回総合演習 : Webコンテンツの情報と構成(引き算をする)
第13回総合演習 : Webコンテンツの完成(だれに何を発信しているのか)
第14回講評とまとめ
授業の運営方法各回のテーマに沿った演習を実施する。演習はパソコンを用いる。また、授業内課題も適宜実施し、その都度提出してもらう。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法リアクション・ペーパーや質疑へのフィードバックを、全体もしくは個別に対して適宜行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない。
小論文・レポート 30% テーマごとに授業内で実施する演習課題の提出とその内容によって評価
授業参加 20% 各回の演習の課題への取り組みと達成度を授業内小課題等の提出で評価
その他 50% 最終課題の提出とその内容(必須要件と完成度)から総合的に評価する。
評価内容(評価方法、評価基準4) 最終課題の提出とその内容(必須要件と完成度)から総合的に評価する。
テキスト 開講時に指示する。
参考文献 授業中に指示する。また適宜資料を配布する。
関連ページ アーシュラ・K・ル=グウィン

ジョン・ル・カレ

その他、履修生への注意事項 ・PCを利活用し、テーマに関する課題に取り組んでもらいます。パソコンの使用と活用に関する基本的なスキルについては、初年度の情報リテラシー系の科目内容に準じますが、確認をしておいてください。
・課題の内容や回数は、シラバス掲出の授業回数とは異なります。
・成績評価は、テーマごとの課題作成と提出、その提出要件による成果物内容、最終課題の完成度と併せて評価します。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】