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科目名現代文化表現学特殊講義(身体)C
担当者川島 京子
開講期2025年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目バレエの世界
授業の到達目標舞踊の起源から現在までの通史を把握し、その上で、バレエ芸術の特殊性と時代と共に生まれた様々な作風のバレエに触れ、今現在上演されているバレエ作品を、自分なりのテーマ、アプローチ方法で考察できるようになる。
今年度の授業内容本講義は、西洋舞踊史、中でもバレエを中心に取り上げ、舞踊史上重要な資料、フィルム映像を紹介しつつ、起源・誕生から現代までを通史的に概観する。
最終的に、現在、上演されている舞踊作品を舞踊史的見地から、考えるヒントを提供できればと考えている。
また、近年の舞踊及び舞踊史研究動向、国内外の研究資料を多く紹介し、自らのアプローチ方法を探って欲しいと思っている。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について各回の授業で扱うテーマ時代について、あらかじめ下調べをし授業に臨むこと。また、毎回、授業内容をよく復習した上でコメントを提出すること。 1回平均約190分
自習に関する一般的な指示事項*この授業では、各自、期間中に実際の公演を観に行くことを課題にしたいと思っています。詳細は、追ってお知らせします。
授業の特徴(アクティブラーニング)リアクションペーパー/レポート
第1回ガイダンス、舞踊史学の動向、重要文献の紹介
第2回舞踊史及びバレエ史の通史概観、舞踊の原理、定義について
第3回近代バレエの誕生 ロマンティック・バレエ—『ラ・シルフィード』
第4回近代バレエの誕生 ロマンティック・バレエ—『ジゼル』
第5回ロマンティック・バレエからクラシック・バレエへの過渡期の作品—『白鳥の湖』①
第6回ロマンティック・バレエからクラシック・バレエへの過渡期の作品—『白鳥の湖』②
第7回舞踊と物語性の分離 クラシック・バレエ—『眠れる森の美女』
第8回20世紀の幕開け—ディアギレフ・バレエ・リュス(フォーキン作品を中心に)
第9回20世紀の幕開け—ディアギレフ・バレエ・リュス(ニジンスキー作品を中心に)
第10回ロシア・バレエ史
第11回バレエ・リュス後の3つの流れ—抽象バレエ
第12回バレエ・リュス後の3つの流れ—ドラマティック・バレエ
第13回バレエ・リュス後の3つの流れ—モダン・バレエ、現代のバレエ
第14回日本のバレエ
授業の運営方法講義。参加者はプリントを参照しつつ講義の理解に努め、毎回リアクションペーパーを執筆する。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法コメントを回収後、次回授業内、または、MicrosoftTeams、メールなどで質問や誤解に対する解説を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 50% 独自のテーマ、アプローチ方法で考察し、興味深い結論を導き出せているか
授業参加 50% 授業参加への積極性(リアクションペーパーの提出など)
テキスト 毎回プリントを配布(または掲示)します。
参考文献 鈴木晶『バレエへの招待』(筑摩書房、2002年)
『オックスフォード バレエダンス事典』(平凡社、2010年)
その他、履修生への注意事項 *この授業では、期間中に各自実際の公演を観に行き、レポートを執筆することを課題にしたいと思っています。
上演中の公演については随時、授業の中で紹介いたします。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】