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科目名現代文化表現学特殊講義(イメージ)C
担当者要 真理子
開講期2025年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目「イメージ」とは何か
授業の到達目標1) 感性的な認識と知性的/理性的な認識を区別して知性的/理性的に理解できる。
2) イメージに関する基礎知識にもとづいてこれを解釈できる。
3) イメージの価値について様々な角度から考えることができる。
今年度の授業内容「イメージ」とはいったい何だろうか。たとえば、「良いイメージ」や「さっぱりしたイメージ」など日本語では、「印象」や「雰囲気」に近い語感で用いられることが多いのだが、本授業では、「イメージ」を視覚的な「像」や「形」と規定し、これを様々な事例とともに人間の知覚や造形の営みとの関わりにおいて考察する。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間についてテキストに沿って授業を進行しますので、生協を通じて、4月授業開始前までにテキストを購入し、事前に各自で読み、自分なりの問いを立てておいてください。授業の復習:15分から30分程度。 1回平均約190分
自習に関する一般的な指示事項指定テキストを使います。事前に、大学生協で必ず【2刷】を購入してください。授業ノートを作成し復習を心がけましょう。
授業の特徴(アクティブラーニング)リアクションペーパー/レポート/討議(ディスカッション・ディベート)/その他
第1回はじめに――イメージとは何か?
第2回「見る」ということ
第3回フレームとアングル
第4回イメージの運搬と大量複製
第5回写真から映画へ
第6回イメージの意味
第7回イメージとしての文字
第8回マンガと映画
第9回美術アカデミーと反アカデミー
第10回児童美術教育
第11回障がいと社会
第12回イメージの分析
第13回様式というパターン
第14回まとめ レポート作成
授業の運営方法テキストに基づいた対面授業を前提とする。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法適宜、教室内で学生からの質問などを受け付ける。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 50% 課題レポート:授業内容を理解したうえで、独自の考えを論理的に示すことができるかを評価基準とする。
授業参加 50% 参加意欲(ディスカッションを含む)、ならびに授業毎に課すミニレポートにおける理解度を評価基準とする。
その他 0%
テキスト 『イメージ上 イメージとは何か』ナカニシヤ出版、2023年、定価1900円、ISBN:978-4-7795-0554-6
参考文献 『イメージ・リテラシー工場』フィルムアート社、2006年、『イメージと意味の本』フィルムアート社、2013年
その他、履修生への注意事項 本授業開講中に1回程度、ゲストスピーカーによる講義を計画しています。進行状況によっては予定が変わる場合があるので必ず授業での指示とポータルの掲示を確認してください。不定期に授業ノートを見せていただきますので、毎回、忘れずにノートをお持ちください。最終授業回で作成していただくレポートについては、第12回以降の授業で説明します。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】