科目名 | 現代日本のデザイン | |
担当者 | 山本 博一 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 現代日本のデザインと現代日本の生活 |
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授業の達成目標 | 現代日本の産業における主なデザイン分野ついて説明できるようになる 身近な「モノ」のデザインについて独自の考察をふまえた意見が述べられるようになる |
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今年度の授業内容 | 通常、生活機器などの「モノ」は求められる用途に対してデザインされていますが、その造形や仕組みは環境や社会の価値観などの影響を受けて具現化されています。授業では、現代日本の産業における主なデザインの分野について解説し、分野ごとのデザインについて日本独自の美意識や価値観などの観点から考察していきます。また分野をクロスオーバーするユニバーサルデザインや環境デザインについても、その考え方と現状について解説します。目指すところは、いま私たちが生活で関わっている身近な「モノ」のデザインについて、客観視できるようになることです。付け加えて、デザインされた「モノ」は「ヒト」との関わりをもって「コト」が発生します。発生した「コト」が、またさらに生活および形成される文化に関わりを持つという循環が生じていることを心得ておいてください。状況に応じて校外見学や、招聘した専門家の意見をうかがう機会をもつ場合があります。また授業の進行状況等により予定は変更されることがあります。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 予定を参照し講義でとり上げるデザイン分野に関わる「モノ」を一つあげ、用途以外の魅力について自分の考えをノートしておくこと。講義受講後はノートを加筆修正し理解を深める。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | デザインに関わる展覧会などへ積極的に足を運ぶようにしてください。 |
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第1回 | ガイダンス:現代日本の産業区分によるデザイン分野 |
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第2回 | 空間デザイン1:日常空間のデザイン(住居ほか) |
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第3回 | 空間デザイン2:非日常空間のデザイン(店舗、ウィンドー、見本市ほか) |
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第4回 | グラフィックデザイン1:ポスター・フライヤー |
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第5回 | グラフィックデザイン2:パッケージ、ロゴマーク、POP、コピー |
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第6回 | 授業内研究課題1(レポートを提出): デザインの用途と機能の観察 |
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第7回 | ファッションデザイン:衣服(保健衛生機能、社会的機能、自己表現機能、伝統、ウエアラブル) |
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第8回 | テキスタイルデザイン:織りと染め |
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第9回 | WEBデザイン:HTMLとCSS |
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第10回 | プロダクトデザイン:人間工学 |
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第11回 | インダストリアルデザイン:テクノロジーとの関わり |
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第12回 | 現代日本のデザインの背景と現状(人):ユニバーサルデザイン・UI/UX | |
第13回 | 現代日本のデザインの背景と現状(社会):自然と環境とデザイン |
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第14回 | 授業内研究課題2(レポートを提出): デザインの用途とユニバーサルデザイン・環境 |
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授業の運営方法 | 講義形式の授業です。各分野について事例を示しながら解説します。設定されている授業内研究課題は前提講義後に取り組みます。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 特徴的な見解の紹介や典型的な誤解について授業内での解説、または添削してフィードバックします。授業内課題2は希望に応じてポータルでフィードバックいたします。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 50% | 出題時に明示します |
授業参加 | 50% | リアクションペーパー |
定期試験 | 0% |
テキスト | 必要に応じて資料を配布します。 |
参考文献 | 日本のデザイン、原研哉、岩波書店、2011 |
その他、履修生への注意事項 | 授業内研究課題1が設定されている日は、2B程度の鉛筆と消しゴム、赤青のボールペンを持参してください。授業内課題2が設定されている日はPCをご持参ください。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 |
実務経験の概要 | 設立したデザイン会社での公共施設を主とした空間デザイン、その他デザイン全般に関わる実務経験があります。 |
実務経験と授業科目との関連性 | 公共施設の空間デザインなど「生活文化」の観察を通じた実践・実務、それを背景とした研究教育の内容が本授業科目と関連します。 |