科目名 | 現代日本のファッション | |
担当者 | 元永 純代 | |
開講期 | 2025年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業形態 | 対面(一部オンライン) | |
オンライン実施回 | — | |
第6回/第11回 | ||
授業題目 | 現代日本のファッション文化とファッションビジネス | |
授業の到達目標 | 日本における洋装化の歴史を踏まえたうえで、現代ファッションの流れを他のポピュラーカルチャーと結び付けて理解し、自分の言葉で説明できるようになる。 ファッションに関わる仕事を具体的に理解し、自分の将来像と結び付ける。 |
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今年度の授業内容 | ファッションとメディアやポピュラーカルチャーの関係を整理し、その時代の流行の関連を考察する。 自分自身が何に影響され、どうしてこの服を選んだのかを内照することを通して、ファッションビジネスの未来を考える。 ファッションビジネスに関わる方のお話を伺いながら、自分の将来像を考える。 授業時間内にレクチャーとワークの時間を設ける。 今年度は、2回、オンデマンドで動画視聴を予定している。動画を視聴し、期日までにリアクションペーパーを提出すること。 オンデマンドとゲストスピーカーによる授業の日程は変更の可能性があるので、授業内で改めて日程を伝える。 また、ファッションの展覧会について、グループディスカッションし発表する時間も設ける。 |
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準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 授業で紹介した映画を観る、音楽を聴く、図書館や書店などで雑誌を読む…。それらを通して、自分なりの日本のファッション&カルチャー史をつくることを復習としてください。 ゲストティーチャーをお呼びするときは事前に資料を渡すので、質問を考えることを予習としてください。 |
1回平均約190分 |
自習に関する一般的な指示事項 | ファッションの流行とほかのカルチャーの関連を生活の中で意識する。 ファッション雑誌を読む。(ファッションページ以外にどのようなトピックがあるかを意識して読む)。 |
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授業の特徴(アクティブラーニング) | リアクションペーパー/レポート/プレゼンテーション/討議(ディスカッション・ディベート)/グループワーク/フィールドワーク | |
第1回 | ガイダンス。 この授業では何をインプットして何をアウトプットするかを整理する。 |
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第2回 | ・日本における洋装化・近代化 ・ワーク:あなたはなぜその服を買ったのか(購買行動を考える) |
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第3回 | ・戦争とファッション ・ワーク:自分たちの購買行動についてグループディスカッション |
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第4回 | ・レクチャー:1950年代のファッション ・ワーク:ファッションの展覧会についてリサーチ |
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第5回 | ・ファッションブランドのプレス、MDの仕事 | |
第6回 | ・オンデマンド動画視聴:ファッションスタイリストの仕事 | |
第7回 | ・1960年代のファッション ・ワーク:カスタマージャーニー |
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第8回 | ・1970年代のファッション ・ワーク:カスタマージャーニーのグループディスカッション |
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第9回 | ・女性誌とファッション文化 ・ワーク:ファッションの展覧会についてディスカッション |
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第10回 | ・ファッションECの仕事 | |
第11回 | ・オンデマンド動画視聴:ラグジュアリーブランド・アドバイザーの仕事 | |
第12回 | ・1980年代のファッション ・ワーク:レポートのグループ内発表 |
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第13回 | ・1990年代~のファッション ・ワーク:レポートの個人発表 |
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第14回 | ・レポートフィードバック ・学びのまとめ |
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授業の運営方法 | 基本的には、レクチャーとワークをする対面授業だが、2回、オンデマンドで動画を視聴しリアクションペーパーの提出を求める。 ゲストスピーカーが登壇する授業もある。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | レポートへのフィードバックは授業内で行う。 発表については都度フィードバックする。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 60% | 期末レポート、個人発表の出来栄えを評価します |
授業参加 | 40% | 授業内ワークでの積極的な発言、ゲストスピーカーへの質問、リアクションペーパーの提出を評価対象にします |
テキスト | 使用しない |
参考文献 | 『ファッション誌をひもとく』【改訂版】富川淳子(北樹出版、2017年) 『日本ファッションの百五十年』平芳裕子(吉川弘文館、2024年) 『日本現代服飾文化史 ジャパン ファッション クロニクル インサイトガイド 1945~2021』(講談社エディトリアル、2022年) |
その他、履修生への注意事項 | オンデマンドの授業はTeamsを用いて行う。 オンデマンドとゲストスピーカーによる授業の日程は変更の可能性があるので、授業内で改めて日程を伝える。 オンデマンド授業の出欠はリアクションペーパーの提出をもって出席とする。 ファッションの展覧会に行く時間を授業外でとってください。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 |
実務経験の概要 | 女性誌(ファッション誌、ライフスタイル誌)の編集長、ファッション・ビューティジャンルの副編集長の経験を持つほか、多数の書籍を編集してきた。 企業の広報、ブランディングも務めてきた。 |
実務経験と授業科目との関連性 | 編集者経験、企業のブランディング担当経験を活かして授業を行う。実務経験で培った人脈で、ファッションビジネスに携わる方をゲストティーチャーとしてお呼びする。 |