科目名 | 現代日本のダンスと演劇 | |
担当者 | 川島 京子 | |
開講期 | 2025年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業形態 | 対面(一部オンライン) | |
オンライン実施回 | — | |
第3回/第7回/第11回 | ||
授業題目 | 現代の舞台芸術を批評する | |
授業の到達目標 | 今現在日本で上演されている舞台作品について、その背景や演出の特徴を理解し、自分なりのテーマ、アプローチ方法で考察し、批評できるようになる。 | |
今年度の授業内容 | 現在、我々がこの日本で観ることのできる舞台芸術は、オペラ劇場でやられるオペラやバレエ、また、歌舞伎や人形浄瑠璃、能、狂言といった日本の伝統芸能、さらに小劇場でやられている現代演劇やコンテンポラリーダンス、商業劇場でやられているミュージカル、宝塚など沢山のものがあります。 日本の西洋舞台芸術の起点を、仮に帝国劇場開場(1912年、明治45年)を指標にするとしても、その歴史はわずか100年に過ぎません。にもかかわらず、今や世界に衝撃を与える日本人芸術家(演出家、振付家、俳優、ダンサーなど)が登場し、日本の身体芸術は世界に発信できる日本文化の一様相となっています。 授業では、それら日本の舞台芸術の背景にある、歴史的、文化的、政治的コンテクストをふまえ、具体的に作品を取り上げてそれぞれの魅力を探ってゆきたいと思います。 はじめに、履修生の推薦で8作品(履修人数によって変更あり)ほど選び、それに対する映像での作品紹介、ディスカッション、批評の執筆、さらに合評という形式で進める予定です。 |
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準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 毎回、次回扱う作品について解説をもとにさらなる下調べをし理解を深めつつ、自分なりの感想、疑問を整理しておくこと。 また、発表者は余裕をもって発表、執筆準備を行うこと。(発表準備5時間程度、批評執筆2時間程度) |
1回平均約190分 |
自習に関する一般的な指示事項 | 課題作品に関する文献、情報の収集を積極的に行うこと。 | |
授業の特徴(アクティブラーニング) | レポート/プレゼンテーション/討議(ディスカッション・ディベート)/グループワーク | |
第1回 | ガイダンス、本授業の目的と進め方 | |
第2回 | 舞台批評の書き方、現代の舞台作品概観、対象作品の決定 | |
第3回 | 対象作品の鑑賞と考察、疑問点の整理 *オンデマンド授業 |
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第4回 | 作品解説準備(グループワーク) | |
第5回 | 作品解説(作品①、作品②) | |
第6回 | 作品解説(作品③、作品④) | |
第7回 | 作品鑑賞と考察(作品①~④) *オンデマンド授業 |
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第8回 | 討議(ワールドカフェ)(作品①~④) 批評執筆 |
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第9回 | 作品解説(作品⑤、作品⑥) | |
第10回 | 作品解説(作品⑦、作品⑧) | |
第11回 | 作品鑑賞と考察(作品⑤~⑧) *オンデマンド授業 |
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第12回 | 討議(ワールドカフェ)(作品①~④) 批評執筆 |
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第13回 | 批評紹介と講評(作品①~④) | |
第14回 | 批評紹介と講評(作品⑤~⑧) | |
授業の運営方法 | 映像を使用した講義、グループワークによる作品紹介、各作品についての討議、批評執筆と講評。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 発表、執筆内容に対して授業内で講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 50% | 授業内で学ぶ舞台評の書き方に沿って魅力ある批評が書けているかなど。 |
授業参加 | 50% | 作品紹介、討議、批評執筆、講評を通しての授業および研究テーマへの積極性 |
その他 | 0% |
テキスト | 毎回、資料を配布します。 |
その他、履修生への注意事項 | 対象とする作品は、第2回の授業で決定します。 授業スケジュールは、学生の興味や知識によって、若干変更することがあります。 この授業では、オンライン授業回、またその他提出物について、Microsoft Teamsを使用します。 オンライン授業回は、オンデマンド授業になります。授業動画、資料は、当日までにアップします。出席は課題(批評)の提出をもっていたします。チームコードは初回の授業でお知らせいたします。 その他詳細は初回の講義で説明いたします。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 |