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科目名コマーシャル表現論
担当者金子 英之
開講期2025年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目コマーシャル表現論
授業の到達目標多様なメディア社会に対応するため、「広告」のありよう(フィルターバブル、功罪、クリエイション、文化、時代意識反映、等々)を学びながら、
「個人」の意識確立の必要性に自ら気づいてください。
今年度の授業内容コマーシャル表現論は、「コマーシャル」(企業のビジネス活動と宣伝活動)と「表現」(クリエーターの創造的活動)を2軸を視座にして、
学んでいきます。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間についてオールドメディアと言われる、新聞、ラジオ、テレビに触れてください。
ご自身が使っているニュースソースを意識してください。
インターネットで過去のコマーシャル映像は、まとめられているので意欲的に視聴してください。
1回平均約190分
自習に関する一般的な指示事項意識的に「広告」に触れてください。
好きな広告も嫌いな広告も平等に視聴してください。

インターネット広告および情報は、「フィルターバブル」によって、ご自身の望ましい情報しか出てきません。
あえて「アンチ」の立場の広告も検索し、どのような広告表示の変化があるかを体験してください。
授業の特徴(アクティブラーニング)リアクションペーパー/その他
第1回4/12(土)
授業概要説明
新しい言葉」について考える
新しい言葉」を収集する
昭和以降生まれた新語について考えてみる
流行り言葉とは何か

話題になった面白いコマーシャルを視聴する・新しい言葉を生んだコマーシャル
第2回4/19(土)
ご自身のクラスネームを考える
*クラス内では本名は使わずその代わりこのネームを使います
ブランド戦略を考える
「ブランド」は誰のためのものか?を考える
ことばの変化はなぜ起こるのか?を考える

昭和から現在までのコマーシャルを視聴する・前半

「ワンメッセージ」に絞り込むこと
第3回4/26(土)
クラスネーム発表
誰の作品が良いか?を投票する

昭和から現在までのコマーシャルを視聴する・後半
第4回5/17(土)(教室講義なし・自習対応)

私のイチオシコマーシャル大会のためのコマーシャル視聴
(各自リサーチしてください)
自分の好みや、コマーシャルについていいと思う視点で選び
可能ならご両親に、ご意見聞いてみてください
第5回5/24(土)

サントリーレッド「大原麗子」について-1
不在の人は誰か
第6回5/31(土)

サントリーレッド「大原麗子」について-2
不在の人は誰か・市川崑の表現の美
第7回6/7(土)
「新聞」について

ゲストスピーカー(某メディア関係者)招聘


第8回6/14(土)
サントリーレッド「BOSS」について-1
ことばの優劣・優れたコピーの生まれる瞬間
第9回6/21(土)
サントリーレッド「BOSS」について-2
ことばの優劣の判断・言葉とイメージ
第10回6/28(土)
名作コマーシャルを「見る」「調べる」「考える」-1
海外コマーシャル
第11回7/5(土)
名作コマーシャルを「見る」「調べる」「考える」-2
日本のコマーシャル・資生堂vsサントリー
第12回7/12(土)
名作コマーシャルを「見る」「調べる」「考える」-2
地方コマーシャル・お金がなければアイデアに賭ける
第13回注意!7/17(木曜)

私のイチオシコマーシャル大会 発表会
*遅刻しないこと
他人の作品に投票する・選定視点を評価する

第14回7/19(土)
まとめ・広告とどう向き合うか
最優秀者は誰か

AIDMAの法則について
授業の運営方法基本的に授業ごとにその日の感想や課題をレポートに提出
レポートの提出で進めます

授業内のさまざまな問いに対する回答に、コメントします

「自分で考えること」を重視します
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業内提出レポートは、翌週または翌々週に返却します

良いレポートは、授業内で発表する場合があります
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 50% コメントによる
授業参加 30% 授業への参加度
その他 20% 課題対応のクリエイティビティ
テキスト 毎回、配布または上映します
参考文献 特に講義内では使用しない

興味のある方は
「テレビCMの青春時代:二人の名演出家の短すぎた生涯」中公新書 1995

関連ページ 特になし
その他、履修生への注意事項 1限で開講時間が早いのでご注意ください
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】
実務経験の概要 企画デザインを主体として
コーポレートアイデンティティ開発
ブランド開発
広告制作
エディトリアルデザイン
ショップ開発
イベント開発
教育講座開発 等



実務経験と授業科目との関連性 企画立案業務を通して「考えること」の技法を蓄積してきました
それを元に「コマーシャル表現」を考えます