科目名 | 映画論 | |
担当者 | 副島 善道 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 時代精神は映画に反映されるか、ナショナリティは映画に反映されるか |
|
授業の達成目標 | 20世紀は映像文化の時代、と語られることがあります。もしそうなら、映像は単一の性質であるのでしょうか。100年間の幅と5万キロの広さ、これが映像に影響を与えなかったとは考えにくく、むしろ影響があると言う方が的確。その事例を求め、差異を押さえ、文化と映像の関係を理解します。そして、映画がただの娯楽ではなく、私たちの時代の私たちの優れた文化表現であることを自らの言葉でかたることができるようになります。 |
|
今年度の授業内容 | 映画を題材とする。 |
|
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 映画を授業中にも観られればいいのですが、それでは授業時間がいくらあっても足りません。作品鑑賞はぜひご自身で試みてください。必要な時間とは、つまり映画を一本観る時間です。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 映画作品の鑑賞をなるべくたくさんすること。学期中の視聴本数を調査します。 |
|
第1回 | 全体テーマ確認 そもそも映画とは娯楽なのか文化なのか |
|
第2回 | ヨーロッパの映画(概観1 とくにフランスとイタリア) |
|
第3回 | ヨーロッパの映画(概観2 特に英国) |
|
第4回 | アメリカの映画 ハリウッド作品 |
|
第5回 | アメリカの映画 東海岸の映画 |
|
第6回 | アジアの映画 香港(中国)そして台湾 |
|
第7回 | アジアの映画 東アジア地域 |
|
第8回 | 地域と国の違いは映画の違いに表れているのか、ここまでの内容を振り返る | |
第9回 | 地域による差異は何か |
|
第10回 | 20世紀始めの映画 サイレントからトーキーへ |
|
第11回 | 20世紀半ばの映画 映画の社会性の問題 |
|
第12回 | 時代の違いが作品の作風変化に影響を与えるのか、これを確認して 時代と地域の要素と映画作品との関連をまとめる |
|
第13回 | 映画は文化を映すことをここで確認し、体得する |
|
第14回 | 文化表現としての映画の本質そしてその価値また今後の展開展望をここにまとめる。 |
|
授業の運営方法 | 秋学期の授業形態によっては、春学期と同様の入構制限もあり得るので、その時には別途授業の在り方について連絡する。 |
|
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 提出を義務付けたものについては返却します |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 40% | |
定期試験 | 60% |
テキスト | 授業資料をポータルで配信します プリントアウトしてテキストとして利用してください |
参考文献 | 映画関連図書は硬軟両極、学術論文もあれば雑誌の映画紹介も。どれであっても役に立ちます。これらの中でもお勧めは朝日新聞に寄稿される「映画紹介」です。不定期なので、発見したら授業中にも紹介します。 |
関連ページ | 副島研究室の映画報告 (非公開のブログです、授業開始時以降に入室方法をお教えします) |
その他、履修生への注意事項 | 作品鑑賞から離れた映画論は無意味です、このことをまず実感してください。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 |