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科目名映像表現基礎実習
担当者中村 葵
開講期2025年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数1単位
授業の方法実習
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目日々を新しい目で見るための映像制作基礎
授業の到達目標身近なモチーフを撮影、編集しながら、映像の仕組みや作用を学んでいきます。この授業は、映像制作の基本を身につける入門的な位置づけであり、より発展的な映像表現を目指すための土台をつくります。映像制作を進める中で、普段見慣れた身の回りの風景や出来事を「新しい目」で観察することを大切にします。映像編集によって現れる意味や効果を把握しながら、自身の視点を映像の中に具現化していくことが目標です。
今年度の授業内容今年度の授業では、日常生活の中で何かに「惹かれた瞬間」をテーマに、映像作品を制作します。自身が何に興味を持ち、それはなぜなのか、分析しながら映像のアウトプットに繋げていきます。「アイディアからどのように撮影計画を立てるか」「撮影した素材をどのように編集するか」「撮り直すことでどのように映像が変わるか」、実践と思考を繰り返すスケジュールとなっています。アイデアから撮影、編集を経ることで、どのようにモチーフを分析できたか、新しい観点が生まれたかにも、注目しながら制作を進めます。撮影は数回のブラッシュアップを行う関係から、学内でのロケーションハンティングを基本としますが、事前に学外で撮影してきた素材を使用することも可能です。編集作業では、カットをつなげたり音声を調整するなど、基本的な映像編集による効果を学びます。シンプルな手法を通じて、映像制作の構造や面白さを探ります。

準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について予習:各自、使えるカメラ(一眼、デジカメ、スマートフォンなど)や動画編集アプリ(ソフト)を用意し、使用方法にしては授業開始までにYouTubeやWebサイトで自主学習を行ってください。

復習:授業内の編集や撮影で作品が完成しない場合は、授業外でも編集や撮影を行い、完成できるようにすること。
1回平均約45分
自習に関する一般的な指示事項映画やアニメ、ドラマ、CM、MVなど、普段触れる映像の中で自身が惹かれたシーンをメモなどで残しておいてください。自身がどんなものに惹かれるか、傾向含め分析できるようにしておくこと。
授業の特徴(アクティブラーニング)プレゼンテーション
第1回授業全体の説明・プレ課題の説明
第2回プレ課題「自分以外のもので自己紹介をする」撮影・編集
第3回プレ課題提出・発表・フィードバック
第4回最終課題「惹かれた瞬間を伝える」の説明・アイディア出し
第5回プラン設定・絵コンテの制作
第6回試し撮り
第7回撮影
第8回撮影・編集
第9回仮提出・フィードバック
第10回アイディアの微調整・撮影
第11回追加撮影・編集
第12回最終編集
第13回最終課題提出・発表1・フィードバック
第14回発表2・フィードバック
授業の運営方法授業は対面。アイディアや編集、映像について対話を繰り返し、制作を進めていきます。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法課題を授業内で提出・発表してください。課題毎にフィードバックを行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
その他 70% 作品の達成度
授業参加 30% 制作を計画的に行えるか
関連ページ GoPro Quik:https://gopro.com/ja/jp/shop/quik-app-video-photo-editor?srsltid=AfmBOop-zBurDYBDVzNTGzs35oQpVB9UQvHfc5Qm-BdycQyTgK0SaoQm
その他、履修生への注意事項 ・撮影機材や編集アプリ・ソフトに関しては自身で選択・準備を行ってください。授業開始までに各自自習し、使い慣れておくこと。

・動画編集ソフトは、使用するosに付随する公式のソフト、Mac,iosならiMovie、WinならClipchamp(ブラウザ版はバックアップをとれないので×)を推奨し、androidはGopro QUIKなど、大手メーカーの公式が出しているアプリを推奨します。希望者は学校が所有するデジタルビデオカメラ、教室のPCに入っているAdobe Premiereを使用することもできます。(capcutは利用規約にある全権移行の観点から、推奨しません。上記以外のアプリを使用する場合は、同様に規約やソフトの運用に注意してください。)

・課題を授業内で必ず提出し、発表を行ってください。成績は、作品の達成度(70%)と授業への参加意欲(30%)で評価します。未提出・未発表がないようにしてください。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】