科目名 | 現代文化表現学研究入門F | |
担当者 | 副島 善道 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 2年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 映画研究入門を大きなタイトルとし、個別のジャンルへの対応を企図。 |
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授業の達成目標 | 映画を通じて、研究史や研究手法についての知識を学ぶとともに、文献調査、フィールドワーク、資料分析、論文作成といった専門的研究のための基礎能力を身につけることを目標とする。 |
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今年度の授業内容 | 文化の表現形式が主に「空間芸術」と「時間芸術」(あるいはその複合体としての「時空間芸術」)にあることを、1年次開講の『文化表現基礎論』で学んだ。これを受けて、個々の芸術表現の一例としてこの研究入門講義では「映画」を取り上げ、それを(1)芸術学的な観点、(2)社会学的な観点の2つの側面から研究する方法概説する。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 作品に触れた上でそれを研究するという姿勢が何より重要(ネット情報であらすじを調べるだけでは無意味)、したがって作品を「みる」という活動には相当な時間が必要、これを必ず自宅で確保すること。・・・必要な時間?一本の映画を見えれば100分でしょうか。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 映画研究のためには映画を「観ること」、そして映画を「知ること」が第一歩である。この授業に先立ち、一本でも多くの映画を鑑賞することを課題としたい。また講義内では理論的な思考と実践的な作業とを組み合わせるので、積極的に参加されたい。 |
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第1回 | 導入 そもそも研究とはどのような活動なのかを紹介する |
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第2回 | 映画の理解;芸術学の視点で・映画は作品か |
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第3回 | 映画の理解;社会的な観点から・映画は商品か |
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第4回 | 映画と映像;テレビ、ビデオとの違い |
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第5回 | 映画をめぐる研究のありかた |
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第6回 | 映画制作;その基本は何か |
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第7回 | 映画制作;準備する知識と実践 |
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第8回 | 映画制作;構成と絵コンテ |
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第9回 | 映画制作;撮影の技法について |
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第10回 | 映画制作;映画の編集 |
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第11回 | 映画と美術との違い |
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第12回 | 映画と音楽との共通性 |
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第13回 | 映画の価値 とくに文化の中の意義について |
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第14回 | 研究は映画に限ったものではないはず、その他のジャンルへの有効な応用をここで明確にする。 | |
授業の運営方法 | 講義としての聴講を基軸としつつ、実習的な要素も取り入れる。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 提出されたレポートなどは返却します、受け取ってください |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 40% | |
定期試験 | 60% |
テキスト | 毎週、授業で語る内容をポータルで事前に送信しますのでご注意ください。 |
参考文献 | 特にここでは指定しません 授業内で適宜に示します。 |
関連ページ | Yoshimichi SOEJIMA in Youtube http://www.youtube.com/watch?v=ae2cNk4qNvM |
その他、履修生への注意事項 | 興味関心がこの授業には必要、そのつもりでご参加ください。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 |