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科目名現代文化表現学研究入門C
担当者吉田 信夫
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次2年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目ポピュラーカルチャー・ポピュラー音楽研究における時代・社会、および、作品分析
授業の達成目標1.
ポピュラー音楽を歌詞や社会的・文化的背景から理解することを通じて、研究史や研究手法についての知識を学ぶことによって、専門的研究のための基礎能力を身につけることが出来るようになるとともに、ポピュラー音楽と映画、ファッション、文学、アニメ等を総合的にとらえて考察することが出来るようになること。
2.
作品を観たり、聴いたり、読んだりして、たとえ、それが些細なことであったとしても、各自が感じたことを大切にして、また、各自が気づいた点を手がかりにして、分析・考察・表現し、同時に、他人の意見等に耳を傾けたり、意見交換をしたりしながら、 理解を深め、作品に対するアプローチ方法を広げることによって、単なる好き嫌いや個人的な感想を超えた批評的な分析が出来るようになること。
今年度の授業内容音楽、映画、ファッション、文学等のポピュラーカルチャーが、互いに切り離し難く繋がっていることを意識しながら、作品分析の方法、その他、研究・分析の方法をいくつか身につけるために、活字資料、映像資料、音声資料に取り組みます。特に、作品分析に重点を置き、作品を観たり、聴いたり、読んだりして、たとえ、それが些細なことであったとしても、各自が感じたことを大切にして、また、各自が気づいた点を手がかりにして、分析して、考察して、表現してもらいます。
同じく、関連する映像資料等を観たり、音声資料を聴いたり、活字資料を読んだりした内容を発表・意見交換します。
課題の活字資料・映像資料・音声資料に関して、各自、自分の考察を表現して、ポータルを通して提出してもらったり、意見の交換等を行なったりしてもらいます。


準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてあらかじめポータルで配信する授業資料を読んで内容を理解しておくこと。
補足説明等をポータルにて配信するので、授業内容を振り返りながら読んで、理解を深めること。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項興味を抱いた作品や分野に関して、各自、関連資料等を積極的に調べて下さい。
第1回授業の説明
新型コロナ・パンデミックと音楽イベント(1)


第2回新型コロナ・パンデミックと音楽イベント(2)
第3回歌謡曲と価値観(1)
第4回歌謡曲と価値観(2)
第5回歌詞とジェンダー(1)
第6回歌詞とジェンダー(2)
第7回歌詞と都市と欲望(1)
第8回歌詞と都市と欲望(2)
第9回作品の分析と時代背景(1)
第10回作品の分析と時代背景(2)
第11回作品の分析と批評(1)
第12回作品の分析と批評(2)
第13回アダプテーション: 小説と映画と音楽(1)
第14回アダプテーション: 小説と映画と音楽(2)
授業の運営方法映像資料、音声資料、活字資料を題材にして進めます。
共通の題材となる資料を観たり、聴いたり、読んだりして、たとえ、それがどんなに些細なことであったとしても、各自が感じたことを大切にして、また、各自が気づいた点を手がかりにして、分析して、考察して、表現して、発表してもらったり、ポータルを通して考察・表現・意見の交換等を行なったりしてもらいます。





課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法ポータルを通して提出してもらった課題を、全文または部分的に取り上げて、匿名で紹介した上で、補足コメント等を加えて、ポータルにて配信します。
また、口頭の意見交換の際、コメントや補足説明、コメント等を加えます。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0%
小論文・レポート 0%
授業参加 50% 授業での発表・発言の内容の内容
その他 50% ポータルを通しての数回の提出課題の内容
テキスト 授業、および、ポータルを通して、指示・配信します。
参考文献 その都度、授業、および、ポータルを通して、紹介します。
関連ページ {RECORDING ACADEMY GRAMMY AWARDS, https://www.grammy.com}
{OSCARS, https://oscar.go.com}
{NY’s Instagram account, https://www.instagram.com/nobuoyoshida_ny/}
その他、その都度、ポータルを通して、URLを紹介します。



その他、履修生への注意事項 作品を観たり、聴いたり、読んだりして、たとえ、それが些細なことであったとしても、各自が感じたことを大切にして、また、各自が気づいたことを手がかりにして、そこから出発してもらいます。そして、それらをもとに、各自、分析、考察、表現してもらいます。
他人の意見や考え方に対して心を開いて、耳を傾けて、それらを共感を持って理解したり、批判的に考察したり、自分の研究の参考にしたり、自分の研究方法に取り入れたりしながら、自分自身の分析方法の視点と幅を広げ、研究内容に対する洞察力を深めて、個人的な好き嫌いや好み・感想を超えた、より深くて批評的な分析・研究が出来るようになるように心がけて下さい。

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】