科目名 | 現代文化表現学研究入門B | |
担当者 | 元永 純代 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 2年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | ファッション文化研究入門 | |
授業の達成目標 | ファッション文化に関する文献調査、資料分析、文献に対する批判的検討といった専門研究のための基礎能力を身につけ、根拠を示しながら自分の主張を展開できるようにする。 |
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今年度の授業内容 | 資料を探す、資料をまとめる、資料に対して批判的に検討する、自分の意見を発表する、自分の調査テーマを決める、調査する、レポートにまとめる、という流れで進行する。 ワークショップ形式を多く用いる。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 資料を探し、まとめるだけでなく、根拠を示しながら自分の主張を発表できるようにする。 参考文献を探して読み、さらに実際の調査も行うため、レポートや発表資料の完成までにはかなり時間を要する。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 授業以外の時間を使う調査もあるが、積極的に取り組んでください。 | |
第1回 | ガイダンス。 この授業では何をインプットして何をアウトプットするかを整理する。 |
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第2回 | 要約の練習ー物語と論文の違いを理解する。 | |
第3回 | 論理的な構成ー物語と論文の違いを理解する。 | |
第4回 | 女性誌にはどのようなものがあるかを調査する。 女性誌にはどのようなコンテンツがあるかを分析する。 |
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第5回 | 女性誌のコンテンツについて調査・分析内容を発表する。 自分の調査対象誌を決める。 |
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第6回 | 自分の調査対象誌と類似誌の違いを探る。 | |
第7回 | 専門図書館で調査対象誌の歴史を探る。 |
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第8回 | 調査対象誌のコンセプト、ターゲット、コンテンツ、表現特徴を分析する。 中間レポート提出。 |
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第9回 | レポートの講評。 個人プレゼンテーション。 |
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第10回 | 出版文化についての資料を読み、要約する。 | |
第11回 | 出版文化に関する資料について批判的に検討する。 自分の主張の根拠となる資料を探す。 |
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第12回 | 根拠を示しながら自分の主張を述べる。 | |
第13回 | 出版文化についてのレポート提出。 個人プレゼンテーション。 |
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第14回 | レポートの講評。 学びのまとめ。 |
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授業の運営方法 | 資料を探す、要約する、批判的に検討する、発表する。という流れを繰り返し行う。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 発表については、授業内でフィードバックする。 レポートについては、模範的なものを授業内で紹介するとともに、講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない。 |
小論文・レポート | 60% | レポートと発表資料の出来栄え、発表内容を評価する |
授業参加 | 40% | 授業内ディスカッションでの積極的な発言を評価する |
テキスト | 使用しない |
参考文献 | 『ファッション誌をひもとく』(改訂版)富川 淳子著 北樹出版 1,700円 |
その他、履修生への注意事項 | 自分の質問や意見が他の学生の学びになります。他の受講者に対するアドバイスも自分の学びとして聞き、身につけるようにしてください。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 |
実務経験の概要 | 女性誌(ファッション誌、ライフスタイル誌)の編集長、ファッション・ビューティジャンルの副編集長の経験を持つほか、多数の書籍を編集してきた。 書店の広報、ブランディングを務めてきた。 |
実務経験と授業科目との関連性 | ファッション文化を扱ってきた編集経験と、データを探し調査して執筆してきた経験、出版文化に携わってきた経験をもとに指導する。 |