科目名 | 現代アート論 | |
担当者 | 要 真理子 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 現代アート論 | |
授業の達成目標 | 20世紀以降の多様化した現代アートの全貌を概観する。その際、様々な批評の言説を手がかりとして、自らがアートや社会を批評する基準となる各自の価値観を確立する。 | |
今年度の授業内容 | 「現代アート」と言われて、何を思い浮かべますか? それまでの「美術」とは、いったいどこがどう違うのでしょうか? この授業では、伝統的な美術史の文脈から大きく逸脱するかに見える「難解」と思われがちな現代のアートについて、歴史的かつ同時代的意義を検証しつつ、そうしたアートが私たちの社会と深く関わっていることを確認します。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 授業中、撮影はできません。授業ノートを作成し、授業で紹介した作家の作品の名前を記録するだけでなく、関心のあるテーマや難しい用語に関しては、授業で紹介する参考文献の他にも図書館の参考文献やJapanKnowledgelibやartscapeなどのデータベースを利用して自主的に調べるようにしましょう。復習:15分から30分程度 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 授業中に紹介した作品画像等のパワーポイント資料は原則として配布しないので、関心のある作品、事例、文献に関しては、授業中にメモをとり、図書館で調べたり、美術館や文化施設で見学したりするようにしてください。 |
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第1回 | はじめに |
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第2回 | 新しいアートとその動向 | |
第3回 | ダダとシュルレアリスム | |
第4回 | アメリカ型絵画の登場 | |
第5回 | 抽象表現主義とフォーマリズム | |
第6回 | 生活と芸術の統合の試み | |
第7回 | 芸術における「概念」重視の傾向 | |
第8回 | 身体や環境を用いた表現 | |
第9回 | 大量消費社会の風景 | |
第10回 | アプロプリエーションとシミュラークル | |
第11回 | プロジェクトとしての「アート」 |
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第12回 | グローバリゼーションとローカリゼーション1(歴史) |
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第13回 | グローバリゼーションとローカリゼーション2(現状) |
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第14回 | まとめ、課題レポート作成 | |
授業の運営方法 | 毎回、視聴覚教材を使用します。レジュメは配布しますが、PowerPoint資料は配布しません。授業録画、撮影は一切禁止します。授業内でコメント(筆記・発言)を求めることがあります。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 展覧会報告書については、授業のなかで提出者全体に対してコメントします。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 45% | レポート:授業の内容を理解し、独自の考えを論理的に示すことができるかを評価の基準とする。 |
授業参加 | 10% | ディスカッション、コメント、ノートなどを参考に、授業の理解度・授業態度・参加意欲を評価基準とする。 |
その他 | 45% | 展覧会報告書:指定した展覧会を見学し報告書を作成。チケットの半券を添えて指定日時に提出する。 |
その他、履修生への注意事項 | 現代アートに関心のある人の受講を歓迎します。私語や携帯電話の使用、ひんぱんな途中入退室等で他の学生の聴講を妨げた者には教室からの退去を命じ、その回の出席を認めません。また、授業中の飲食も認めません。ホワイトボードの板書内容やパワーポイントの撮影も禁止します。必要事項はノートに手書きしてください。教場レポート作成にあたって、手書きのノートの持ち込みを認めます。自宅で復習するとき、ネット情報やWikipediaなどで参照した内容は事実と異なる場合があるのでご注意ください。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 |