科目名 | ファッション文化論 | |
担当者 | 元永 純代 | |
開講期 | 2025年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業形態 | 対面(全回対面) | |
オンライン実施回 | — | |
全回対面 | ||
授業題目 | ファッション文化とファッション誌 | |
授業の到達目標 | ファッション誌は、ファッションのみならず、ポピュラーカルチャーやライフスタイルなどのコンテンツを内包することから、社会や時代を映す鏡の役割を果たしている。ファッションと他のカルチャーの関連性を理解することで、多角的に文化をとらえ、ファッション文化の奥深さを理解できるようになることを目指す。 また、ファストファッションなど、身近なファッションの現状や課題について、自分の言葉で説明できるようになることも目標とする。 |
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今年度の授業内容 | 主に女性ファッション誌を取り上げ、その歴史やメディア特性、コンテンツの特徴を解説する。また、キャンパス内でのファッションの現状を考察する。 図書館で、ファッション写真集やファッションブランドの作品集を傑ランする時間も設ける。 ファストファッションについてのディスカッションも行うので、授業外で店舗を観察する時間が必要になる。 |
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準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | レポートの提出や発表を求める。授業外の予習としてアパレルショップの視察、雑誌の調査をする必要がある。 ファッション写真集やブランドの作品集は授業ですべてを見きれないので、授業外の時間でそれらを閲覧することを復習としてほしい。 |
1回平均約190分 |
自習に関する一般的な指示事項 | ファッションの流行とほかのカルチャーの関連を生活の中で意識する。 ファッション雑誌を読む。(ファッションページ以外にどのようなトピックがあるかを意識して読む)。 |
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授業の特徴(アクティブラーニング) | リアクションペーパー/レポート/プレゼンテーション/討議(ディスカッション・ディベート)/グループワーク/フィールドワーク | |
第1回 | ガイダンス この授業では何をインプットして何をアウトプットするかを整理する。 |
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第2回 | ファッションフォトの歴史 | |
第3回 | ファッション写真集をみてみよう | |
第4回 | ・ファッション誌の歴史ーファッション誌が誕生するまで ・ファッションフォトについてのディスカッション |
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第5回 | ・ファッション誌の歴史と地図 ・ファッションフォトについての個人発表 |
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第6回 | ・ファッション誌のおしゃれスナップと着回し特集 | |
第7回 | ・おしゃれスナップから流行を分析する | |
第8回 | ・ファストファッションの功罪 ・流行分析発表準備 |
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第9回 | ・流行分析グループ発表 | |
第10回 | ・ファストファッション比較のグループワーク | |
第11回 | ・ファッションブランドの作品集をみてみよう ・ファストファッション発表準備 |
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第13回 | ・ファストファッション グループ発表 | |
第14回 | ・レポートフィードバック ・学びのまとめ |
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授業の運営方法 | 講義のほか、図書館での写真集閲覧、各種調査結果をまとめる資料作成、グループ発表などを行う。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | レポートへのフィードバックは授業内で行います。 発表については都度フィードバックします。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 60% | レポート及び発表資料の出来栄えを評価する |
授業参加 | 40% | グループワークでの貢献度を評価する |
テキスト | 『ファッション誌をひもとく』(改訂版)富川 淳子著 北樹出版 1,700円(税別) |
その他、履修生への注意事項 | アパレルショップに行く時間を授業外でとるようにしてください。 自分の質問や意見が他の学生の学びになります。他の受講者に対するアドバイスも自分の学びとして聞き、身につけるようにしてください。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 |
実務経験の概要 | 女性誌(ファッション誌、ライフスタイル誌)の編集長、ファッション・ビューティジャンルの副編集長の経験を持つほか、多数の書籍を編集してきた。 |
実務経験と授業科目との関連性 | 様々な雑誌の編集を通してファッション文化に触れてきたことを授業に活かす。 |