科目名 | 人文学演習IIB | |
担当者 | 森 まり子 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 4年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | <民族・宗教・宗派紛争>と内戦から見た世界/異文化衝突と異文化理解 | |
授業の達成目標 | 異なる文化圏の比較を通じて異文化をどのように理解すべきか、あるいは理解するには限界もあるのかについて世界的な視野から考える事ができるようになる。また、現代世界で異文化同士の衝突が国際紛争を招いている現実についても、各自の関心のあるテーマの追求を通じて関心を持って考える事ができるようになる。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 | |
今年度の授業内容 | 秋学期は互いの関心を共有し、多様な観点を学びながら、卒論とも連動する研究方法について学びを深める。中間報告も行う。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 毎回の文献講読をしっかり行い、レジュメを作成する際には不明な用語や事件は自主的に調べて内容に含めるなど、深い学習をして下さい。発表担当に当たっていなくても同様の自主的な調べを行って下さい。 | 合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 卒論を意識しつつ、基本知識と個別のテーマを深めていきましょう。早めに広く読んでおく事が重要です。発表の準備は余裕をもって行って下さい。他の人の発表を聞く事もゼミの重要な一部ですので、他の人の意見に耳を傾ける事によって視野を広げる事に普段から努めて下さい。 | |
第1回 | 第2回中間報告会(第1グループ) | |
第2回 | 第2回中間報告会(第2グループ) | |
第3回 | 第2回中間報告会(第3グループ) | |
第4回 | 文献講読と研究の方法論(個別のテーマについて発表)ーーイスラーム世界と日本の価値観の比較 | |
第5回 | 文献講読と研究の方法論(個別のテーマについて発表)ーー現代韓国の文化 | |
第6回 | 文献講読と研究の方法論(個別のテーマについて発表)ーー諸宗教の比較 | |
第7回 | 文献講読と研究の方法論(個別のテーマについて発表)ーー文化人類学と歴史学 | |
第8回 | 文献講読と研究の方法論(個別のテーマについて発表)ーーパレスチナ紛争 | |
第9回 | 文献講読と研究の方法論(個別のテーマについて発表)ーー旧ユーゴスラヴィアの紛争 | |
第10回 | 文献講読と研究の方法論(個別のテーマについて発表)ーー宗教とジェンダー | |
第11回 | 文献講読と研究の方法論(個別のテーマについて発表)ーーテロリズムと紛争 | |
第12回 | 総括 | |
第13回 | 卒論発表会と講評・まとめ(第1グループ) | |
第14回 | 卒論発表会と講評・まとめ(第2グループ) | |
授業の運営方法 | 演習方式 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 毎回レジュメに書かれた質問に答えたり、ディスカッションを通じてフィードバックします。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
授業参加 | 70% | 日常の発表、卒論中間報告、卒論最終発表など |
その他 | 30% | 卒論の土台となるレポート等 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
テキスト | ●日下部公昭ほか著『第3版 詳説世界史図録』山川出版社、2020年、860円(+税) その他の文献は受講者と相談した上で、授業中に適宜指示します。 |
参考文献 | 春学期のシラバスを参照。 その他の様々な関連文献は、授業中にも、また各自の関心に合わせて適宜紹介します。 |
その他、履修生への注意事項 | ●レジュメはご自分でチームスに前日までにアップして頂きます。教室へは紙媒体1部を各自持参して下さい。 ●授業スケジュールは授業の実際の状況や進捗に応じて、削減したり一部内容を変えたり、順番を変えたりすることがあります。 ●欠席の場合は、できる限り事前のご連絡をお願いいたします。発表者は遅刻をしないよう、また事前に充分準備できるよう心がけて下さい。 <成績評価に関する注意点> 毎回のレジュメやゼミへの主体的参加が評価の重要な対象となります。卒論の出来具合にも影響しますので、不明な事をそのままにせず、積極的にディスカッションをリードするなど、問題意識を高めるよう心がけて下さい。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 |